カズレーザー “20代ほどダマされる?”SNSで増えるフェイクニュースや投資詐欺…うその情報に踊らされないためのチェックポイント

2025.2.13 09:45
カズレーザーの写真

カズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が11日に放送された。インフルエンザの流行や中年のリスキリングなど、いま社会でホットな話題をテーマにした今回。『ダマされる20代が急増!SNSに潜む2つのキケンな罠』という講義では、ここ最近になってより深刻化している若者とSNSの関係性について解説された。

登壇したのは桜美林大学の平和博教授。平氏はまず、SNSに関する情報リテラシーの意識調査を見せ、20代が特にSNSリテラシーが高い傾向にあると話す。

平和博教授の写真

この結果に浮所飛貴は「僕たちの世代はSNSというかネットに触れる機会が多いというかネット使えて当たり前の世代なので、みんなそれなりに気をつけているかな」とコメント。デジタルネイティブである若者の能力に対して納得する一方で、その能力に懐疑的な声も上がった。藤本美貴は、「自分の興味とか自分の思っている方向にしか進んでいかなくて、リテラシーが高いのかっていうと違うんじゃないのかなと思う」と言い、神田愛花も「私、マネジャーさんがすごく若くて、SNSで調べるのがすごく早くて、やっぱりそれが20代の子で。ですけど、それが本当に確かな情報、出元はどこなんだ?というところまではあんまりこだわりがないようで、少し早いけど不安だなっていうのは確か」と、ほめつつも情報の不確かさに不安を口にした。

浮所飛貴の写真

カズレーザーがリテラシーの高い20代に対して「60代より10倍ネットを使っていたら、リテラシーがあったとしてもリスクは上がっちゃうんじゃないの?」と疑問を呈したところで、平氏は「今回の講義のテーマは、まさにそこなんですよね」と、うなずいた。平氏は別の調査を引き合いに出し、20代はSNSリテラシーが高い傾向にある一方で、特に若い男性がフェイクニュースにより多くダマされてしまっているという結果も報告されていると語る。さらにSNSに依存している人が、インターネット特有の特殊な環境ゆえにダマされたり、情報に踊らされたりという事例も増えているのだとか。

平氏によれば、デジタルネイティブである20代がSNS上の詐欺やフェイクニュースに
ダマされる背景には、SNSの危険な落とし穴が関係しているという。その1つとしてまず挙げたのは、“フィルターバブル”。SNSのアルゴリズムはユーザーの好みに応じて自動的に情報を選別し表示をする。すると知らず知らずのうちに、まるで泡の中にいるかのように自分の見たい情報にだけ囲まれてしまうようになってしまうという。結果的に自分にとって心地の良い情報以外から遮断されてしまう状況が発生。たとえば投資詐欺を警告するニュースが流れたとしてもそのニュースが届かないようなことになり、SNS型の投資詐欺被害の拡大にもつながっているという。

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