世界遺産・富士山を望む往復37㎞の通学路を自転車で通う高校生 チャリ通を続ける理由とは…
2025.2.10 16:45![ここあの写真](/wp-content/uploads/2025/02/0209MUTEKI_Chari_TOP.jpg)
かまいたちと指原莉乃がMCを務める『超無敵クラス』が9日に放送された。今回は、毎日長距離を通学する高校生を取材する『チャリ通ジャーニー』。Seventeen専属モデルのここあ(河村ここあ・高校2年生)が、過酷な通学路に挑むチャリ通高校生に密着した。
今回の舞台は、静岡県静岡市。まだ夜が明けぬ早朝、自宅付近の待ち合わせにやってきたのは、高校1年生の岩﨑勇人(はやと)くん。緊張からか、ソワソワした様子を隠し切れない勇人くん。1歳年上のここあは、「お互いため口で仲良くなりましょう」と提案。勇人くんも「わかった」とうれしそうに答え、出発した。
勇人くんが通っているコースは、世界文化遺産・富士山を駿河湾越しに眺められる絶景ながらも過酷な坂や、心臓破りの超ロング坂、急勾配の一本道など往復37㎞!
果たして完走できるのか…!?
さっそく自転車を漕ぎだした2人。森を抜け、少し走ると「スゴい!」と声を上げたここあ。目の前には駿河湾が広がり、後ろを振り返ると朝日を浴びた富士山の絶景が。三保の松原を横目に走りながら、勇人くんは「(地元には)なんもないけど、ここだけは自慢できる」と誇らしげに語った。
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出発から1時間。「地味に坂でスゴいきつい。ずーっと坂で…」と息を切らし始めたここあ。坂を上り始めてから20分後、標高約300mの日本平を超える坂道に突入。必死に上るここあを「てっぺんまで行ったら、いい景色待ってるからがんばろう」と励ます勇人くん。しかし、上り坂の連続に足が震えて、ここあが進めなくなってしまった。
すると「押してあげる」と勇人くん。ここあの自転車を後ろから押してサポート。こうして、なんとか上りきることができた。
![](/wp-content/uploads/2025/02/0209MUTEKI_Chari_2.jpg)
坂道の頂上から富士山を眺めたら、念願の下り坂。と思いきや、すぐにまた上り坂が現れる。「足がフニャフニャ」と言いながらもなんとか勇人くんについていき、難所の日本平を制覇したここあ。すると勇人くんが自転車を停め「休憩しよう」と、静岡県民に50年愛される、クリームが入った長細いパン『のっぽパン』をバッグから取り出し、ここあに手渡した。ここあは「おいしい、甘い」と喜びながらも「口が渇くね」とつぶやくと、勇人くんも笑っていた。
出発から2時間。過酷な道をなんとか進み、ついに学校に到着。ここあも片道を完走できたことに喜びの声を上げた。