『キャプテン翼』の作者が高校生に漫画の描き方をアドバイス! 城田優も「まさに夢ですよね」とビックリ

2025.1.30 11:00
片倉さんの写真

1月29日放送の『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』では、漫画家を目指す高校生の奮闘を取材。サッカー漫画で漫画賞入選を狙う高校生に密着した。

公立高校初の“マンガ学科”が設置された熊本県立高森高等学校の生徒たちに密着する「1年たったらこうなりましたの旅 漫画家編」。この学校ではマンガ雑誌の編集者や現役のプロの漫画家が、プロを目指す高校生たちに指導やアドバイスを行っている。

ある日この学校を訪れたのが、あの『キャプテン翼』の作者・高橋陽一先生。『キャプテン翼』といえば。国内だけでなく海外の超有名サッカー選手にも影響を与えているというサッカー漫画の金字塔。その作者である高橋先生が高校生たちに講演を行うためやってきてくれたのだ。

初代の担当編集者らと共に高校生の前に表れた高橋先生は、4回連続の佳作入賞を経て5度目の挑戦で月例新人賞のトップに当たる入選を果たしデビューに至るまで道のりや、翼のキャラクター作り、さらには躍動感あふれるシーンを描くテクニックなどを惜しげもなく語ってくれていた。

講演後の質疑応答で真っ先に手を挙げたのが2年生の片倉さん。実は彼がこの時構想を練っていたのも、『キャプテン翼』と同じサッカー漫画。彼は「サッカー嫌いだった主人公が同級生と出会って、サッカーを好きになるまでの物語」を書こうと中学時代から考えていたそうで、そんな時に高橋先生の講演があったのだ。マイクを握った片倉さんは緊張しつつ「キャプテン翼の漫画はスピード線とか構図とかものすごくて…そういった漫画の練習法みたいなのはどうされてましたか?」と質問。高橋先生からは「これはすごいカッコイイなって思うシーンが生まれるまで、いろんな角度から描いてみて、ためらわずに捨てていく。無駄にはなっちゃうんですけど描いて、その中でいいものを見つけるっていうのを最初はやっていたかなと…」という答えが。

さらに他の生徒からの質問では、主人公・翼の後ろ髪がハネている理由について「ランニングしてる時とかドリブルしてる時になびいて、よりスピード感が出るかなという思いで…」と、キャラ設定の秘話も明かしてくれていた。

最後の生徒代表のあいさつに立ったのは先ほど質問に立った片倉さん。「私も今サッカー漫画を描いていますので、今回のご講義をそのサッカー漫画や、新しく作り出していくマンガに生かしていくことができるように頑張ります。ありがとうございました!」と、決意のこもった力強いあいさつを行っていた。

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