『SHOGUN 将軍』で話題の平岳大、“マーベル最新作”監督からのある一言に「日本人として嬉しかった」
2025.1.28 19:10マーベル・スタジオの劇場公開最新作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』が2月14日(金)より日米同時公開。この度、主人公=新キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンの日本版声優を務める溝端淳平と、この日のためにアメリカから特別帰国した、日本の首相・尾崎として本編に出演する平岳大(ひら たけひろ)、MCUの“本気ファン”を公言している芸人・ぱーてぃーちゃんが同作のキックオフイベントに登場した。
本イベントは、桁外れのパワーで暴走し新キャプテン・アメリカに襲い掛かる──そんな劇中さながらの迫力で特設された超大型レッドハルクトラックが存在感を放つステージで開催。溝端と平は華やかにレッドカーペットを歩いて登壇。
2014年の『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』から長きにわたりサム・ウィルソンの声を務め、”キャプテン・アメリカ役”を継承することとなった溝端は、「サムの声を担当してから11年になるのですが、愛してやまないMCUの世界で、自分の分身のように思っていたサムがキャプテン・アメリカを継承し、こうして主役として映画が公開されることが本当に嬉しいです」と語る。
続けて「新キャプテン・アメリカということにプレッシャーも感じました。ファルコンのサムの時とは全然違い、彼は頼もしいキャプテン・アメリカになっているので、収録もこれまでとは同じようにはできないし、新しいチャレンジだと思って挑みました。サム自身も新キャプテン・アメリカというプレッシャーに葛藤しながら戦っているのですが、僕もそんなサムに励まされるような形で、魂を込めて一声一声収録しました」と、これまでとの意識の違いを明かした。
一方、今年のゴールデングローブ賞作品賞を受賞した『SHOGUN 将軍』にも出演するなど世界で活躍し、本作では劇中で重要な役割を果たすといわれる尾崎首相を演じている平は「5年前にアメリカに移住して俳優への挑戦をしている最中なのですが、この話を頂いたときには新しい扉が開いた気がしました。知り合いに“マーベル出る”と言っただけで“おめでとう!”というコメントを頂き、マーベルというインパクトはすごいと感じました」と、出演が決まった際の思いを打ち明けた。
平は本作の内容について「物語の中で日本が重要な位置を占めてくる中で、僕とハリソン演じるロス大統領との間で軋轢(あつれき)というか、何かうまくいかないことがあって…どうなってしまうんだろう…という感じです(笑)」と言える範囲で語りつつ、「現場で監督に“桜を色々なシーンで使っている”と言われ、日本人としてはとても嬉しかったです」とコメント。
未だ物語の詳細が明らかとなっていない本作だが、映画の注目ポイントについて溝端が「平さんがハリソンと1対1でお芝居をしているのを見て、日本人として誇らしいシーンだなと思いました。ハリソンが画面に映るだけでプレミア感が出るんですよ。そして空中戦のアクションも満載ですし、今後のMCUに繋がる第一歩目の作品になると思います」と明かすと、平も「僕も実はまだ観ていないんですが…、やっぱりハリソンが現場に来ただけで周りから拍手が起こるんです。そういう意味でも、そのクラスの人たちが沢山いる中で展開されるド派手なアクションは注目なので、是非ビッグスクリーンで観てほしいです」と続いた。