復興への思いを胸に…石川県の高校バトン部「元気や勇気を与えたい」挑んだ全国大会 果たして結果は?

2025.1.26 14:00

26日放送の『超無敵クラス』で、石川県金沢市にある遊学館高等学校のバトントワリング部が全国大会に出場するまでの様子を、みつき(宮迫翠月)が取材した。 

遊学館高は、バトンパフォーマンスにダンスやアクロバットなどを組み合わせたバトントワリングの強豪校。去年も番組で密着し、全国優勝を果たしている。しかし今回は、震災の影響で大きな体育館が使えないばかりか、前回出場しなかったライバル校も出場。 

果たして連覇なるか…? 

パフォーマンスの時間は約3分半。作品の完成度、演技の構成、パフォーマンスなど様々な基準で審査され、得点を競う。今年の遊学館高のテーマは『Alive~生きる~』。これが最後の大会になる3年生の部長・まみさんは「(能登半島地震を体験し)改めて生きることの喜びや尊さ、はかなさなどを感じることができたので、自分たちの体で“生きる”ということを表現したいと思っています」と語った。 

大会まであと2週間。みつきが取材をしに行くと、部員たちは、たくさんの技をそれぞれ連続20回できるまで、何度も繰り返すという超ストイックな練習を続けていた。 

前年度の練習では、広い体育館で本番さながらの実戦練習をしていたが、震災で避難場所となってしまったため、別の狭いスペースでの練習を重ねてきたバトン部。しかし、「当たり前の日常がなくなってしまったので、普通に練習できていることが幸せ」と、前向きにとらえる部員たち。 

部長は「周りの方がいてくれてるからこそ、今の遊学バトン部があると思っているので、本当に感謝しかないと思っています。“Alive~生きる~”というテーマで日本一を獲って、石川県民の方にも元気や勇気を与えたいなって」と意気込みを語った。

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