ENDRECHERI./堂本剛「今すぐにでも曲を書き出したくなる程の刺激を受けました」『ストリートアートの進化と革命』

2025.1.21 19:15

2025年1月22日から3月23日まで渋谷ストリームホールにて開催される『ストリートアートの進化と革命』展。ENDRECHERI.(エンドリケリー)/堂本剛が、開幕に先立ち行われたプレス内覧会のオープニングセレモニーに登場。堂本は展覧会の公式テーマソング「.ENDRECHERI. Brother」を歌う。

「ストリートアートの進化と革命」展は、シーンに革命を起こしたバンクシーを中心に、キース・へリング、ジャン=ミシェル・バスキア、そしていま世界から注目されている日本人アーティストなど、50名100作品という国内最大規模の作品群とともにストリートアートの進化の軌跡を追う。

展覧会の様子

一足先に展覧会を楽しんだ堂本は、「普段触れらない感覚に向きあえました。今すぐにでも曲を書き出したくなる程の刺激を受けました」と展覧会の感想を話した。セレモニーでは堂本同席のもと、本展覧会出展アーティストJIKKENRAT(ジッケンラット)による公式テーマソングをイメージして制作されたステンシルアートを完成させるという特別企画も行われた。

また、本展覧会チーフキュレーターのパトリツィア・カッタネオ・モレシは開幕にあたり、「この展覧会はストリートアートの文化的および社会的影響をさぐります、それは単なる芸術表現の形態でなく 都市空間をどう生き、解釈するのかを考える現象ともとらえてます。本展覧会は現在の都市アートの流派、スタイル、技法などを越えた国際的に活躍するアーティストの作品を展示しています」と語った。

そして、会期中の2月1日(土)2日(日)にCHOB-ONE(チョビワン)、2月11日(火)に日比野克彦による公開制作の実施も追加発表された。

◆公開制作について

①RAULによるインターベンション
一度見たら忘れられない印象的なシンボルで知られるイタリア出身のアーティスト、RAUL氏による屋外でのインスタレーション制作。ストリートアートの聖地ともいわれる渋谷の公共スペースで制作する様子を目撃する貴重な機会。
日時:1月20日(月)〜22日(水)
場所:渋谷ストリーム2F貫通道路(屋外スペース)

RAUL(ラウル)Marco Lullo , Italy 
イタリア・ペスカーラ出身。ヨーロッパとアメリカを活動拠点としながら、新たなインスピレーションを求めて絶えず世界を旅している。壁でも紙でも新聞でも物体でも、表現できる「面」さえあれば作品制作の場とし、自分の感情を表現するために本能の赴くままの描写を大切にしている。その豊かな表現スタイルは、音楽、訪れた場所、出会った人々など、彼を取り巻くあらゆるものから得た本能的なジェスチャーによって特徴づけられる。彼が紡ぎ出すミステリアスなシンボルは、自身の思いを反映しており、多くの人の目を釘付けにしている。2011年にマイアミのガレリア212で開催された展覧会に初参加して以来、これまでに数多くの展覧会に参加。

②CHOB-ONEによるライブペインティング
ストリートアート制作の準備から作品完成までの過程を展覧会場内で体感できる。
「自己満足/Self Satisfaction 」
日時:2月1日(土)2日(日)
場所:展覧会会場内渋谷ストリームホール4Fスペース ※申し込み不要

CHOB-ONE(チョビ-ワン)(S.S.CREW) , Japan
貧しい環境で育つ中、1970年代初頭のHIPHOPカルチャーに共感し、影響を受ける。その後、スプレー缶を使い、街中の壁やシャッターなどをキャンバスとしてGraffiti Artを描き始める。そのスタイルは常に進化を遂げ、現在ではGraffiti Artを基盤にしたさまざまなアート作品を展開している。店舗の内装アートワークやビルのウォールアート、個展などを通じて活動の幅を広げ、さらにクリエイティブ・ディレクターとして著名人や企業のアートワークも手がけている。日本にGraffiti Artを定着させることをテーマに、東京を中心に全国で活動を続けている。

展覧会の様子

③日比野克彦によるライブペインティング
本展覧会に展示している作品「日比野克彦ライブペインティングavec VR脳はダマせても⇄身体はダマされない#01」の連続したシリーズの制作活動を公開。日比野氏が2024年に南フランスのフォンフロワド修道院にあるオディロン・ルドンの壁画のある空間で制作してきたVRペインティング空間に自らを誘いながら渋谷にある身体がアクションを起こす。VRゴーグルを装着したアーティスト日比野克彦氏が仮想空間と現実空間を行き来しながら、それぞれの空間に脳と身体が反応してペインティングが現れてくる。脳の欲求と身体の快感の関係性を同時空間に居合わせた観客と共に検証していく。
「日比野克彦ライブペインティングavec VR 脳はダマせても⇄ 身体はダマされない#04」
日時:2月11日(火)13:00-17:00(予定)
場所:展覧会会場内渋谷ストリームホール4Fスペース ※申し込み不要先着順

日比野克彦(ヒビノカツヒコ)
1958年岐阜県生まれ。東京藝術大学に在学していた80年代前半より作家活動を開始し、社会メディアとアート活動を融合する表現領域の拡大に大きな注目が集まる。その後はシドニー・ビエンナーレ、ヴェネチア・ビエンナーレにも参加するなど、国内外で個展・グループ展、領域を横断する多彩な活動を展開。また地域の場の特性を生かしたワークショップ、アートプロジェクトを継続的に発信。現在、岐阜県美術館、熊本市現代美術館にて館長、母校である東京藝術大学にて1995年から教育研究活動、2022年から学長を務め、学内に芸術未来研究場を立ち上げ、現代に於けるアートの更なる可能性を追求し、企業、自治体との連携なども積極的に行い、「アートは生きる力」を研究、実践し続けている。2025年夏に水戸芸術館現代美術センターで個展開催予定。

◆「ストリートアートの進化と革命」展について

日本最大級のストリートアート展として、シーンに革命を起こしたバンクシーを中心に、初期に活躍したアーティストから、コマーシャルギャラリーへ進出したキース・へリング、ジャン=ミシェル・バスキア、そしていま世界から注目されている日本人アーティストなど、国内最大規模の作品群とともにストリートアートの進化の軌跡を追う。また、「Stream of Banksy Effect」として、バンクシーが現代のアーティストに与えた影響に焦点を当てることで、ストリートアートの持つ可能性や意義を再発見するための試みでもある。なお、本展は、2024年9月から11月に愛媛県美術館(愛媛・松山)で開催された「BANKSY & STREET ART(R)EVOLUTION」展を基に作品を追加・再構成するもので、本展終了後はヨーロッパを巡回する予定(一部展示作品は変更)。

◆公式テーマソングはENDRECHERI.(エンドリケリー)/堂本剛

「.ENDRECHERI. Brother」2025年2月26日(水)リリース
(詳細はこちら

ENDRECHERI./堂本剛

【Stream of Banksy Effectストリートアートの進化と革命展-Street Art (R)Evolution -】
2025年1月22日(水)〜3月23日(日)10:00〜19:00(最終入場18:30)※会期中無休
渋谷ストリームホール(東京都渋谷区渋谷3丁目21-3)


<公式HP>
<公式SNS(Instagram)>

©ストリートアートの進化と革命 展

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