映画『遺書、公開。』2年D組25人全員登壇!“序列決め”でまさかの主演・吉野北人が強制退場!?
2025.1.16 17:301月13日(月)に映画『遺書、公開。』の完成を記念して “2年D組全員集合!”完成披露試写会を開催した。
イベントでは、2年D組の担任、そして生徒全員が再集結!主演の吉野北人、共演の宮世琉弥、志田彩良、松井奏(IMP.)、髙石あかり、堀未央奈、忍成修吾、上村海成、川島鈴遥、荒井啓志、松本大輝、星乃夢奈、榊原有那、藤堂日向、菊地姫奈、大峰ユリホ、阿佐辰美、兼光ほのか、日髙麻鈴、大東立樹、金野美穂、鈴川紗由、浅野竣哉、青島心、楽駆が参加した。
本作は、陽東太郎による『遺書、公開。』(ガンガンコミックス JOKER)を原作とし、その奇抜な設定に惚れ込んだ鈴木おさむが手がけたシナリオを、『東京リベンジャーズ』シリーズ(21・23)、『賭ケグルイ』(18~21)など群像劇に定評がある英勉監督が実写映画化。主演の吉野北人ほか、宮世琉弥、松井奏(IMP.)、志田彩良、髙石あかり、堀未央奈ら若手かつ実力派が勢揃いの序列がもたらす人間の本性を描いた衝撃のドス黒エンタメミステリー。
本日は映画出演キャスト、すなわち2年D組のクラス全員がステージにラインナップ。全員が序列の数字が書かれた丸型パネルで顔を隠して登場という本編さながらのダークな雰囲気でのイベント幕開けとなった。
まずは序列 10 位、担任の先生役の忍成が「この作品は色々な見方の出来る作品で、喜劇のように見えるし、まだこの世を知らない思春期の子たちの悲劇のようにも見えます」と作品をアピールし、共演した生徒たちについて「今の若い子たちはしっかりしています!」と担任として太鼓判を押していた。そして忍成は担任の先生らしく出席簿を手に、生徒たちの点呼を開始した。
堀は「序列 1 位の姫山はどこからどう見ても序列 1 位の女の子!最後まで楽しんでご覧ください!」とアピールし、松井は「僕自身お芝居経験がなくて初めての映画出演で緊張しましたが、今日も堂々と頑張りたいです!」と笑顔。髙石は「キャストの皆さんとお芝居のリレーのバトンを繋いでいる感覚のある撮影期間でした」と回想し、上村は「2 時間楽しんでください!」、川島は「私達の本気の演技を皆さんに観てもらいたいです!」、荒井は「学級委員長として真面目なインテリ役。現場を引き締めるようなそんな力にもなっていたと思います」、松本は「同年代の役者が沢山いて、緊張感を持って撮影しました」、星乃は「同年代との撮影は久々で毎日刺激的でした」、榊原は「同世代のみんなとお芝居できたことが幸せでした」と笑顔を見せた。藤堂は「おバカキャラなので、僕のシーンでは皆さんに笑っていただきたいです」、菊地は「同世代はもちろんの事、大人世代にも最後まで楽しんでもらえるはずです」、大峰は「みんな個性豊かな芝居が毎日のように炸裂していて、刺激的な日々でした」、阿佐は「2 時間物凄いスピードで物語が進むのでお見逃し無いように!」、兼光は「私自身、殻を破って挑みました。皆さんに楽しんで観ていただきたいです」と意気込みを口にした。
英勉監督のファンだったという宮世は「小学生の頃に英監督の『ハンサム★スーツ』を何百回も観ていたので、まさかご一緒出来るとは思わず凄く嬉しかったです!」と念願叶った様子で、日髙は「全員が全力投球の芝居を見せてくれて、私も全力投球できました」、大東は「皆さんの手厚いサポートで日々成長して臨むことが出来ました」と述べた。
吉野は「明けましておめでとうございます!」とちょっと遅い新春の挨拶をかまして「今日皆さんに初めて作品を観ていただくという事で…ネタバレになるので多くは語りません!」とニヤリ。志田は「ちょっと変わった役柄ですが、学校にこういう子がいたなと温かい目で見てください」、金野は「個性的なキャラクターが 26 人いるので、皆さんも映画を最低でも 26 回観てください!」とナイスなアピール。鈴川は「そり過ぎた眉毛を活かして、ちょっと困った女の子を演じました」、浅野は「序列的には低いですが、劇中で一番カッコいい役!僕を見てメロメロになって帰ってください」、青島は「英監督とは 2 度目なので成長した姿で暴れる事が出来て良かったです」、楽駆は「僕は序列最下位ではありますが、今日は楽しんでください」と挨拶した。
主演の吉野は座長として撮影を振り返り「本読みの段階からみんなの本気度が伝わってきたので主演としてのプレッシャーはありましたが、みんなと高め合いながら撮影が出来ました。僕が主演ではありますが、みんなそれぞれが主演と言えるくらいの見せ場があるので、そこが注目ポイントです」とキャスト陣との絆を強調。主演として差し入れは欠かさなかったそうで「ほぼ毎日くらいコーヒーを…。一応主演の立場なので」と冗談めかしながら振り返った。
また宮世との初共演に吉野が「色々な作品で拝見していたので今回初共演と言う事で凄く嬉しかった。(宮世の方が)歳は下だけれど芝居や佇まいで学べる部分があって、刺激的な毎日でした」と言うと、宮世は「お芝居経験少ないと言いながら、全然そんな感じはなかったです。主演として大きな背中を見せてくれたし、いい感じのドッシリ感で支えられているなと思っていました」とお互いにリスペクトしていた。
そんな宮世が「控室がみんな同じだったので、みんなでお菓子を食べながら会話したりとかしていた」と和気あいあいの撮影オフ時の様子を回想すると、髙石は「志田さんが段ボール何箱分かの駄菓子を差し入れしてくれた」と舞台裏を紹介。これに志田が「駄菓子屋さんを開きたくて…開きました!あかりちゃんがいつもその前で嬉しそうにしていた」と明かすと、髙石は「私、この撮影期間中にメッチャ太りました!それくらいケータリングが充実していました」とまさかのカミングアウトで笑いを誘っていた。
遺書を読むシーンに触れて松井は「遺書を読むシーンは僕が最初で、監督から『ウルウルさせてほしい』と言われました。でも僕はお芝居経験がないので、先生(忍成)に相談させてもらいました」。忍成からは「水分を取った方が良い」と言われて実践した松井だったが「緊張のあまり水をガブ飲みしてしまい、遺書を読むシーンはトイレに行きたくて仕方がなかった!」とまさかのオチで場内を爆笑させていた。