初代“早口言葉日本一”は日テレアナウンサー森富美に決定! 負けられないプレッシャーの中、取り出したのは割り箸?
2024.12.26 11:4512月15日に放送された『早口言葉日本一決定戦 極舌』。言葉を操る達人たちが集まる中、初代王者となったのは日本テレビアナウンサーの森富美だった。
声優・アナウンサー・ナレーターなど、巧みに言葉を操る8人で競いあう“競技早口言葉”対決。森アナはお笑いコンビ・ガクテンソクの奥田修二、謎解きクリエイターの松丸亮吾、声優の木村昴と共に1回戦Aブロックから出場した。
最初のお題「飲み水盗みミミズク」は順調にクリアしたものの、続く「片乳つつきキツツキきつっ!」で“ツ”を1回多くいってしまう痛恨のミス!しかしその後は気を取り直し、番組のナレーションのようによどみなく早口言葉をクリアしていく。
「バスガス爆発見て吐くバク」というお題では、同じブロックで戦う木村から「(自分たちは)言うことに必死になっちゃっていて、でも富美さんは“バス、ガス爆発”ってイントネーションまで気にされてたとこすげぇなって思って。そこはちょっと真似できないなと思いました」と賛辞を贈られるほど。隣でこのコメントを聞いていた森アナは「私もう負けて帰ってもいいです!」と大喜び。その後も順調にポイントを重ね、このラウンドを2位で通過した。
準決勝はBブロックをパーフェクトで勝ち上がった元テレビ東京アナウンサー・松丸友紀と、架空のニュース原稿を素早く正確に読むガチンコ対決。アナウンサー同士の対決でニュース原稿読みとなると、互いに絶対に負けられないところ。原稿を手渡させてから与えられた1分間の下読みタイムでは両者とも大事なところにペンをいれ、素早くかつ入念にチェックしていく。
するとここで森アナは、おもむろに1本の割りばしを取り出し、横向きにしてくわえたまま下読みを始めた。実況の渋谷善ヘイゼルアナウンサーは「これ、森富美さんテクニックなんですけど、ちょっと言いにくい言葉は割り箸とかをかんで、舌の動きを大きくやることで、本番でなめらかにできるっていう…」と後輩として解説を入れる。その姿に声優の松本梨香は「こういうのって必殺仕事人でしか見たことないですよ!」と語ったが、まさに仕事人の姿であった。
この効果もあってか、アナウンサー対決を4秒のタイム差をつけて制し、決勝進出を果たした。