声優・田中真弓「ターボババアのお話が来たとき…」 アニメ『ダンダダン』への作品愛爆発【ジャンプフェスタ2025】
2024.12.24 17:4512月21日(土)・22日(日)に幕張メッセにて開催された「ジャンプフェスタ2025(通称ジャンフェス)」。2025年7月から第2期が放送予定のTVアニメ『ダンダダン』のスペシャルステージには、メインキャストの若山詩音(モモ<綾瀬桃>役)、花江夏樹(オカルン<高倉健>役)、佐倉綾音(アイラ<白鳥愛羅>役)、石川界人(ジジ<円城寺仁>役)、田中真弓(ターボババア役)が登壇。最終回を迎えたアニメ第1期を振り返り、アフレコ現場の雰囲気やお気に入りのシーン、そして気になる第2期の見どころなどを語った。
アプリ「少年ジャンプ+」にて連載中の累計発行部数800万部を超える龍 幸伸の同名漫画を原作とする本作は、霊媒師の家系に生まれた女子高生・モモ<綾瀬桃>と同級生でオカルトマニアのオカルン<高倉健>の2人を軸に描かれるオカルティックバトル&青春物語──。
今回のイベントは、ターボババアとセルポ星人3体がステージに登場し撮影タイムが設けられたり、田中が持参したターボババアグッズをイジったりと、キャスト同士の和気あいあいとした雰囲気が伝わるなかスタート。オカルン役の花江は、「情緒が激しい作品なので、みんなブチギレながら(笑)、それに負けないように声量を出すので、現場にグルーヴがありました」と、かなり熱い現場であったことを振り返る。
アニメ第1期の振り返りトークでは、キャスト陣がセレクトしたお気に入りシーンを紹介。モモ役の若山が選んだのは『某俳優のモノマネからのジジ登場シーン』。若山いわく「キャラクターたちの関係性が集約されていた」とのこと。
続く花江は第4話の「ババアとの追いかけっこシーン」を、ターボババア役の田中は第5話「招き猫に入れられてしまったシーン」をそれぞれセレクト。画面にグッと引き込まれる作画、そして招き猫のかわいらしさなど『ダンダダン』の幅広い魅力を伝えていく。
一方、アイラ役の佐倉は「第7話『優しい世界へ』のラスト」をセレクト。泣けるシーンとして放送当時も注目されており、佐倉も10回ほど見直しているそうで「切り取られたものを観ても、その前後を知っているから泣いてしまう」とコメント。聞いていた田中も「泣いちゃうじゃないか!」と、目元にうっすら光るものをのぞかせた。
そんな中、ジジ役の石川がセレクトしたのは「太郎(人体模型)が街中を駆け回るシーン」。しんみりとした空気が一変し、「画がすごすぎる」「元気出る」と5人で笑い合っていた。
イベントではさらに、「ジャンプ+」で実施され、先日ランキングが発表された第1回『ダンダダン』キャラクター人気投票企画のベスト10を紹介。ここでは、原作者・龍幸伸による描き下ろしカラーイラストをスクリーンに映し出しながら、「動きがある絵だから、声を付けたくなる」と盛況。
また、公開されたばかりの新ティザービジュアルと、初出しとなるティザーPVが解禁されると、その映像の迫力に5人も衝撃を受けたようで、「2期はスケールが大きくなっていて、映像が気になります」と花江が今後の映像に期待を寄せていた。
最後には、登壇キャストたちが第2期の見どころなどを改めて発信。石川は「ここで終わるのかい!というところで終わりましたが、今後ジジが持ってきた問題に対し、モモとオカルンがどう立ち向かうのか、楽しみに待っていただければと思います」。佐倉は「原作も良い展開を迎えているので、原作を読みながら7月まで待っていただければと思います。楽しみにお待ちください!」。田中は「ターボババアのお話が来たとき、これは私にやらせてくれ!と思ってオーディションを受けました」と、持参した私物の『ダンダダン』パーカーを見せながら作品愛を語った。
そして、花江は「あのクオリティで第1期を見てしまうと、原作の2期に当たる部分をアニメで観たい!と、非常に楽しみで待ち切れない気持ちです。その時までワクワクしながら楽しみにしていてください!」。若山は「2025年7月がちょっと遠く感じるような気持ちもありますが、皆さんと一緒に待てたらと思います。先日最終回を迎えて、熱量そのままにお越しいただいた方が多いと思うので、最後にひと声出して終わりましょう!」とそれぞれコメント。
ラストは「ダンダダン」「最高じゃんよ!」のコール&レスポンスで、作品同様テンション高くステージを締めくくった。
TVアニメ『ダンダダン』第2期
2025年7月よりスーパーアニメイズムTURBO枠にて全国同時放送予定