自分の腸内環境に合ったココアが届く? 明治の“見える化サービス”第2弾『Inner Garden』
2024.12.20 15:00大手食品メーカーの明治は12月12日(木)より、腸内で有効な働きをするといわれている“短鎖(たんさ)脂肪酸”に着目した腸内タイプ別パーソナルケア『Inner Garden(インナーガーデン)』を自社サイトにて販売開始。健康診断では把握できない“体の状態”を可視化することを目的とした、同社『見える化』サービスの第2弾となる。
短鎖脂肪酸とは、食物繊維やオリゴ糖などをエサにして作り出す代謝物質のことで、便通改善、肥満抑制、アレルギー予防、持久力の向上など全身の健康にさまざまな好影響をもたらすとされている。一般的な食事では摂取しにくいこともあり、いま食品業界で注目されている“分野”のひとつでもある。
そもそも人は、腸内タイプの違いによって食物や薬などから得られる効果にも個人差が出るため、自身の腸内タイプを知っておくことは大切だという。さらに、自身の腸内細菌のなかのキーとなる菌を見つけ、その菌に最適な素材を与えることで短鎖脂肪酸をより多く作り出すことができるそうだ。
そこで本サービスでは、便を検体とした簡易的な検査によって主要な腸内細菌を測定し、その人の腸内タイプに合った栄養源を配合したココア飲料を全5種類のラインナップのなかから選定し、自宅へお届け。一定期間飲み続けた後、再測定によって変化を確認することができるほか、生活習慣のアドバイスや腸に関するコラムなどの配信を通して継続的なサポートも予定されている。
販売元の明治は、食事や運動、睡眠などの健康習慣と同様に、“自分の腸内環境を知って育てる”ということを習慣化させ、幅広く根付かせていくことを目指しているという。