『若草物語』最終回 恋愛か結婚か…自分の生き方は間違い?自信が揺らぐ涼(堀田真由)を救ったのは“あの人”の言葉だった
2024.12.19 10:3012月15日に日本テレビ系日曜ドラマ『若草物語~恋する姉妹と恋せぬ私~』の最終話が放送された。本作は、アメリカの作家、ルイザ・メイ・オルコットが手がけた不朽の大ベストセラー「若草物語」が原案。「もしあの四姉妹が令和ニッポンに生きていたら…」という着想から、舞台を大胆に現代に置き換えて描かれる、社会派シスターフッドコメディー。ストーリーの中心となる町田家の四姉妹を、堀田真由(次女)、仁村紗和(長女)、畑芽育(四女)、長濱ねる(三女)が演じる。
2024年、日本のとある小さな町。一つ屋根の下、たくましく騒がしく生きてきた町田家の四姉妹。「お願い、友達でいて」――恋愛も結婚もしない人生を望む涼(堀田真由)は、律(一ノ瀬颯)の気持ちを受け止めることができず、プロポーズを断ってしまうが…。
(※以下、ネタバレを含みます)
長女・恵(仁村紗和)の結婚式。「厳しいことを言った時もあるけど、姉として涼が自分の夢をつかむ日が来ることを願っています」という恵からの手紙に、姉妹3人で抱き合う。結婚式には笑顔で参列する律の姿があるが、プロポーズを断った涼は気まずい思いを抱えていた。式が終わったあと律に話しかける涼だが、律から「2人で会ったり話したりするの、これで最後にして」と冷たく言い放たれ、お互いに持っていた名前入りのペンを返されてしまう。涼は一番大切な友達を失ってしまう……。
恵の花嫁姿にSNSでは「メグ姉美しすぎる!」「クズ彼氏と別れられたから今の幸せがあるね!」と恵の結婚を祝福する声が。一方で律からの絶縁宣言には、「それは仕方ないよ。自分は友情でも相手はLOVEなんだし」「振られた方としては耐えられないよね」「ペンを返しちゃうの、律の決意を感じる」など、律の気持ちを思いやり同情する声が多く見られた。
結婚した恵に続いて、四女・芽(畑芽育)も留学先のフランスに出発。あんなににぎやかだった町田家にぽつんと取り残され、涼はとうとう独りぼっちに。仕事もないし、家族もいない。家でぼんやりテレビを見るだけの毎日…。本当にこれでよかったの?律のプロポーズを受けるべきだったんじゃないの…?自分にとって大切なものは何なのか、悩み始めた涼のもとに、ドラマプロデューサーの柿谷(臼田あさ美)から久しぶりに電話がかかってくる。それは、急きょ降板した脚本家の代わりに、スペシャルドラマの脚本を書いてもらえないかという相談。本来なら諸手を挙げて喜ぶべき大チャンスだが、ドラマのテーマは『男女の友情と恋愛』。
自分の価値観に自信が持てなくなってしまった涼は、ありきたりなストーリーしか書けなくて、プロデューサー陣をがっかりさせてしまう。そんな涼のもとに現れたのは…?