市川團十郎「大きく見守ってくれてた」襲名披露公演中に抱いた父・十二代目 團十郎への感謝と思い返した言葉

2024.12.16 07:30
市川團十郎の写真

歌舞伎俳優の市川團十郎(47)が12月13日放送の『おしゃれクリップ』に出演。歌舞伎界の名跡を継いだことで抱いた、父・十二代目 團十郎への思いを明かした。

2020年に市川海老蔵改め、十三代目 市川團十郎 白猿(だんじゅうろう はくえん)を襲名すると、息子の勸玄(かんげん)くんも八代目 市川新之助を襲名し、親子で2年間にわたる襲名披露公演を終えたばかりの團十郎。

MCの山崎育三郎が「2年間は長いですか?」とたずねると、團十郎は「長いですね」としながらも「元々10年前から(襲名の)話があった」と明かし、父が亡くなった翌年から、計画が練られていたとした。

現在の心境については「ようやく終わったって感覚すらないですね。10年の生活のなかに入ってるので」と語りながらも「海老蔵として皆さんに認識されてるので、團十郎として生きるということで、リスタート」と決意を新たにしていた。

親子で襲名披露公演を行ったことに対しては「幸せですよ」とコメントした團十郎。息子の成長を目の当たりにするなかで、自身と先代の團十郎との関係性にも思いをはせたようで「父親の私に対する思いって、息子にはなかなか分からない。ようやく今、親父はこういうふうに私のことを思ってくれてたんだな」と回顧した。

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