阿部サダヲ 芦田愛菜の成長に「こんな高いヒール履くようになったんだ…」 映画『はたらく細胞』初日舞台あいさつ

2024.12.15 11:15

阿部サダヲと芦田愛菜が映画『はたらく細胞』の初日舞台あいさつに主演の永野芽郁、佐藤健、山本耕史と共に登壇。芦田の成長ぶりを感慨深げに語った。

原作は細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ漫画『はたらく細胞』(著者:清水茜、講談社『月刊少年シリウス』所載)と原田重光・初嘉屋一生・清水茜が手掛けたスピンオフ作品『はたらく細胞BLACK』(講談社『モーニング』所載)。 主演の赤血球役には永野芽郁、白血球(好中球)役には佐藤健。人間世界の健康優良な女子高生の娘・漆崎日胡(うるしざきにこ)役には芦田愛菜、不摂生にもほどがある父・漆崎茂役には阿部サダヲなど豪華キャストが発表されている。

原作には無い、漆崎親子のドラマを演じることになった、健康で規則正しい生活を送るまじめな高校生の漆崎日胡を演じた芦田愛菜は「原作にない部分なので、どんなふうに受け取っていただけるんだろうっていうのは不安な部分は結構あったんですけど、でも私が演じることで細胞たちがこうなってる時って人間はこうなってるんだなって、自分の体でたとえばくしゃみした時ってこうなってるんだなとか、想像しやすくなっていただければいいなって思いながら演じていました」と役への思いを語った。

芦田愛菜

不健康な生活を送る不摂生オヤジで日胡の父・漆崎茂を演じた阿部サダヲは「僕はとにかく、監督から暴飲暴食をしてくれと言われたんで…かなりやりましたね。そうすると、良くない便が出てくるんだって。体って正直だな!って。今までの健康なものとは違うものが出てきてたんで、色とか匂いで全然わかるようになるんですよ」と実体験を交えトークするも、最後に隣の永野芽郁に振ってしまい「ちょっと…私に振らないでほしい(笑)」とクレームを受け、会場の笑いを誘った。

永野芽郁にクレームを受ける阿部サダヲ

また、大ヒットドラマ『マルモのおきて』のスペシャル版『マルモのおきて スペシャル2014』以来、10年ぶりの芦田との共演について聞かれると「撮影しながら学校行って。(本作で)病気の役でもあるから、ニット帽被るとなんかもう豆みたいで、ほんとに死んじゃうんじゃないかなって怖くなった…。リハーサルの時から、泣いちゃうから、かわいそうで、助けたくなっちゃうから…。リハーサルからスタッフの人泣いてましたもん」と芦田の作品への向き合い方に感心した様子を見せた。

「豆みたい」と説明する阿部サダヲ

久々の共演について芦田は「久しぶりに共演することができてうれしかったですし、この映画の中でもそうですけど、おもしろい部分はおもしろく、シリアスなところはシリアスに茂パパを演じてらっしゃったので、ギャップみたいなところを間近で見させていただけてうれしかったです」とコメント。阿部は「こんな高いヒール履くようになったんだって…びっくりしてますよ。走り回って転んでばっかりの子どもだったんで、あの時はね。犬追っかけてね…」と芦田の成長を感慨深げに語った。

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