Fukase 佐藤健とのアクションシーンについて「役者ってこういう感じなんだな」
2024.12.5 18:00Fukase(SEKAI NO OWARI)が映画『はたらく細胞』の【細胞大集合プレミア】に登場。芝居に対する思いを語った。
原作は細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ漫画『はたらく細胞』(著者:清水茜、講談社『月刊少年シリウス』所載)と原田重光・初嘉屋一生・清水茜が手掛けたスピンオフ作品『はたらく細胞BLACK』。
主演の赤血球役には永野芽郁、白血球(好中球)役には佐藤健。人間世界の健康優良な女子高生の娘・漆崎日胡役には芦田愛菜、不摂生にもほどがある父・漆崎茂役には阿部サダヲなど豪華キャストが発表されている。
レッドカーペットイベントのすぐ後に、場所を移動し完成披露試写会となった【細胞大集合イベント】。観客の間を通って主演の永野芽郁、佐藤健、芦田愛菜、阿部サダヲ、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、板垣李光人、加藤諒、加藤清史郎、マイカ・ピュ、新納慎也、小沢真珠、Fukase、武内英樹 監督の総勢15名の登壇者が登場すると大きな歓声が上がった。
レッドカーペットの様子はこちらから①、②
芦田は「私は原作にはない人間ということで、どんなふうに皆さんに受け取っていただけるのかなっていうのが不安なところもあったんですけど、私が人間の部分を演じることで、自分に置き換えて、見てくださった皆さんが考えやすくなっていただければいいなという思いで演じさせていただきました」と原作にはない役を演じた思いを語った。
阿部が演じる茂の体内の赤血球を演じた板垣李光人は「完成したものを見ても、あっという間に楽しく見れて、笑えて、泣けて、勉強になって、そしてこの細胞たちが自分の中にいるんだなって思うと、すごい自分の体のことが愛おしくなって。僕はこの映画を見て初めて人間ドックに行って。今一度自分とも向き合えるし、誰かのことも大切に思えるような映画になっているんじゃないかなというふうに思います」と、本作からの影響を受けたことを明かした。
阿部は撮影時のエピソードを聞かれると「今日、健さんと初めて会ったんですよね。同じ映画出てて、舞台あいさつで今日初めましてって(笑)こういう映画なかなかないですよね。だから絶対これ映画おもしろいですよ!(笑)」と笑いを誘った。
また、Fukaseは佐藤とのアクションシーンについて「健くんとバチバチにやるシーンがあって、 結構“ガッ”といくシーンがあるんですけど。健くんが“そんな手加減しなくていい”って、“そういうのが映像に映っちゃうから”って。何回やっても健くんは、“もっと来ていい”って言うわけですよ。だから、もういいやと思って…死んじゃえ!みたいな感じでやった(笑)役者ってこういう感じなんだなと思って、前回は菅田将暉をめった刺しにしたりして(笑)(2021年/映画『キャラクター』)」と共演した佐藤の熱量を明かした。
加藤清史郎は芦田愛菜との共演について「過酷なシーンはなかったんですけど、今だから言えることでいうと、愛菜ちゃんとは同時期に他の作品でもご一緒してまして(2023年/『最高の教師1年後、私は生徒に■された』日本テレビ系列)。僕が愛菜ちゃんをいじめ倒すという役柄でしたので(笑)こんなこともあるお仕事なんだねって」と裏話を語った。
最後に佐藤は本作について「個人的には、やっぱ子どもたちが喜んでくれたらいいなって。子どもたちが笑ってくれたらいいなってすごい思ってます。こういう映画が生まれたことがすごくうれしいし、こういう映画に携われたことは非常に光栄だし、こういった映画がヒットしてほしいなって思います」とあらゆる世代に届いてほしい思いを語った。
映画『はたらく細胞』は2024年12月13日(金)全国公開
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