阿部サダヲ 10年ぶりの再共演となる芦田愛菜のコメントに「どうですか?大人になったでしょ?」
2024.12.5 14:45阿部サダヲと芦田愛菜が映画『はたらく細胞』の【細胞大集合プレミア】に登場。ドラマ『マルモのおきて』以来10年ぶりの再共演についての思いなどを語った。
原作は細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ漫画『はたらく細胞』(著者:清水茜、講談社『月刊少年シリウス』所載)と原田重光・初嘉屋一生・清水茜が手掛けたスピンオフ作品『はたらく細胞BLACK』。
主演の赤血球役には永野芽郁、白血球(好中球)役には佐藤健。人間世界の健康優良な女子高生の娘・漆崎日胡役には芦田愛菜、不摂生にもほどがある父・漆崎茂役には阿部サダヲなど豪華キャストが発表されている。
イベントがスタートするとレッドカーペットに主演の永野芽郁、佐藤健、芦田愛菜、阿部サダヲ、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、板垣李光人、加藤諒、加藤清史郎、マイカ・ピュ、新納慎也、小沢真珠、Fukase、武内英樹監督の総勢15名の登壇者が登場。フォトセッションが終わりムービー撮影エリアに移動する際、阿部が芦田をエスコートするように手を差し伸べると、芦田が笑ってしまう場面も。続く、加藤諒も阿部の真似をして板垣に手を差し伸べると、板垣が大爆笑。その姿に観客から思わず”かわいい”という声が上がった。
トークセッションでは司会から、ドラマ『マルモのおきて』のスペシャル版『マルモのおきて スペシャル 2014』以来、実に10年ぶりに父と娘としての共演について聞かれると芦田は阿部を見ながら「本当に久しぶりに一緒にお芝居させていただいて、やっぱりすごく安心感があって、親子の絆(きずな)も描いた部分もあったので、お芝居たくさん引き出していただきました」とコメント。阿部は「どうですか?大人になったでしょ?頼もしかったです。今回はほんとに血のつながった親子の役をやらせていただいたんで」と芦田のコメントをうれしそうに笑顔で聞き、芦田の成長を感慨深げに語った。
阿部が演じる茂の体内の赤血球を演じた板垣李光人は「茂さんの体内はなかなかに過酷なものが…(笑)」と不健康な茂のブラックな労働環境の体内の撮影での苦労を明かした。「推定百何十名の屈強な男性方に押しつぶされそうになるシーンがあったんですけど、撮影時間が長かったのと人が多かったので、酸素が少なかったのか、ほんと一瞬意識が朦朧(もうろう)としながら撮影をしていたんで、すごいリアルな苦悶(くもん)の表情を撮っていただいた(笑)」とリアルな撮影シーンの裏側を語った。同じく茂の体内の赤血球を演じた加藤諒も「経験したことないようなアクションシーンみたいな。でも、またやりたいと思いましたよ」とコメント。
芦田が演じる漆崎日胡が思いを寄せる憧れの先輩を演じた加藤清史郎は「僕たちの撮影は過酷とはちょっとかけ離れた(笑)でも、お二方(芦田&阿部)の親子がとても素敵で、温かい気持ちになりながら撮影に挑めたかなという風に思ってます。お二方に引っ張っていただいて」と芦田と阿部の共演について語った。
映画『はたらく細胞』は2024年12月13日(金)全国公開
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