アニメ『多数欠』女王の側近・霧島が強すぎる?古参メンバーからも犠牲者続出展開に、SNS「ヲタクを苦しめるのがうますぎる」

2024.11.29 18:45

毎週火曜 深夜25時59分より日本テレビにて放送中──“多数派”が死亡してしまうという謎のゲーム【多数欠】を軸に戦いが繰り広げられるアニメ『多数欠』(BS日テレ、RAB青森放送他にて順次放送)。11月26日放送の#20『忠誠』では、“三権者”と呼ばれる実力者にして女王の側近・霧島がついに行動開始。その得体の知れないチカラが次々と仲間たちに牙をむく…!“第1部”の頃から活躍してきたキャラたちが倒されていく怒涛(どとう)の展開に、SNSでは多くの視聴者が「推しが…」「多数欠、ヲタクを苦しめるのがうますぎる」「これが多数欠だよな」と、戸惑いつつも興奮しているような複雑な心境を見せた。

(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

女王が命じる“忠誠の示し方”

皇帝を“味方”につけた王野頼音(CV:熊谷俊輝)は、無事に女王・如月麻里亜(CV:日笠陽子)のアジトへの潜入に成功する。その正体が“二重スパイ”であることはおそらくバレていないが、女王陣営の中にはいぶかしむ者も──。セラフィエル(CV: 白井悠介)もその1人だが、皇帝が頼音に使ったという【交渉権】の効力を絶対的に信頼していた如月は、皇帝=柳陽翔(やなぎはると/CV:寺崎裕香)を信じろと告げる。

如月は弟である皇帝のことになると目の色が変わるようだ

一方、途中から仲間入りした入賀煉(CV:KENN)と深見傭平(CV:中島ヨシキ)に関しては、女王の側近・霧島輝(CV:石川界人)からの提言もあって“具体的な忠誠”を示してもらうことに──。女王は「そうね…どうせなら一石二鳥の方法にしましょう」と、どこかほくそ笑んでいるようだった…。

同じ頃、腹痛を装ってトイレに駆け込んだ頼音は、ごぼう(護国鳳天寺暴麟丸/CV:藍原ことみ)の【表示権】を用いて、【隠匿権】で隠された如月の“アジトの場所”を探っていた。特定の画面を、各都道府県の端末に1秒ずつ、順に表示させていく。如月のアジトにいる頼音の端末にそれが表示された秒数を見れば、どこの都道府県にいるか分かるという狙いだ。──やがて、アジトが埼玉県・川口市であることが判明する。

二重スパイとして、うまく目的を達成していく頼音。仲間の特権利もまだ女王に知られていない。アドバンテージはこちらにあるはず。そう思った矢先のことだった……。トイレから戻った頼音に、如月が告げる。「今夜…【現化権】の相馬隼人(CV:熊谷健太郎)を連れてきなさい」。腹をさすっていた頼音の手が不意に止まる。背後には、あの入賀がしたり顔で立っていた。

入賀は女王陣営にいながらも、同じく女王を討たんとする蛯名光(CV:鈴代紗弓)や平山義明(CV:大塚剛央)と頼音をつなげてくれたこともあった。だが彼は、女王・如月への“忠誠”のために“仲間”の情報を売っていたのだった。

「この仕事であなたの評価を決めるわ」。女王の言葉に、頼音は思考を切り替え姿勢を正す。「わかりました!お任せください!!」。ピンと下ろした腕の先──握り拳が微かに震えていた。

予想外の入賀の“裏切り” 彼は本当に味方なのかそれとも…
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