SNS総フォロワー数2700万人超え・はやたく、初の長編動画を公開「ノンバーバルだからこそ音にこだわった」

SNS総フォロワー数2700万人超を誇るトップクリエイター・はやたく（24）が、初の長編動画を公式YouTubeチャンネルで公開した。

YouTube登録者数1790万人、TikTokフォロワー990万人と、国内外で圧倒的な支持を集めるはやたくは、10月のYouTube総再生回数が累計8億2910万回を突破し、日本トップとなった。普段は主に30秒程度のショート動画でファンを魅了し、特にインドやインドネシアなどアジア圏での人気が高い。日本テレビ『踊る！さんま御殿‼︎』などのバラエティ番組にも出演。

今回の長編動画は、国内外のクリエイターとコンテンツ制作を行う「GJプロジェクト」とのコラボで制作された。GJプロジェクトは、クリエイターと共に日本発のコンテンツを世界に発信し、インバウンドや地方創生に貢献することを目指す企画制作プロジェクトチーム。

◆四角作品テーマ「男版シンデレラ」―動作のみで描くノンバーバルドラマ

はやたくが挑んだ長編動画のテーマは「男版シンデレラ」。貧しい環境でいじめに苦しむ青年が、実は王家の血を引く存在であると知り、成り上がっていくシンデレラストーリー。セリフを一切使わず、動作のみで感情やストーリーを伝えるノンバーバルドラマとなっている。

◆制作への思い：「幼稚園の頃の経験が制作のきっかけ」

「幼稚園の頃から人形劇などで同い年くらいの子を楽しませることが好きでした。その延長線上で、映像監督にも今後挑戦していきたいと考えているので今回制作をすることにしました。」と制作のキッカケを話した。自身の成長と新たなクリエイティブの表現方法への挑戦という意味でも、今回の長編は特別な作品となっていることが感じられる。

◆日本未開拓の「ショートから長編への壁」を越える

長編動画への挑戦理由について、「海外には長編動画で世界的に成功したクリエイターがいるのですが、日本ではまだいません。日本人クリエイターとして、ショートとロングの壁を越えて世界で活躍したいです」と意気込む。普段のショート動画と同様に子供向けを意識しながら、長編動画では「スマホではなく、テレビで動画を見ることが多い海外の視聴者に向け、親子で楽しめる内容にしました。この動画がお母さんの助けにもなったらうれしいです」と語った。

◆編集と演出のこだわり―一瞬の隙も許さない緊張感

「長編動画は視聴者を飽きさせないように、余分なカットを省いて、瞬きすらできない緊張感を出すことを意識しました。出演者の衣装のカラーバリエーションや、オーバーリアクションにしたりと、海外の子供たちにも楽しんでもらえるように工夫しました」と制作のこだわりを話した。

また、映像内のBGMは全てはやたくが制作したといい「ノンバーバルだからこそ、音にこだわった」と話した。

◆次なる挑戦と将来の展望―バーチャルやホラー作品にも意欲

今回の長編動画について「これで再生回数が伸びなければ自分を殴る覚悟で挑みました」と冗談交じりに自信を示し、今後は「ゲームのバーチャル空間やホラーといったジャンルにも挑戦したいです」とさらに意欲を見せた。

◆今年1年を象徴する漢字は「信」

今年1年を「信」という言葉で表現したはやたくは「フォロワーや再生回数が伸び悩んだ時期もありましたが、信じて続けた結果、今の自分があります」と語り、「GJプロジェクトという信頼できる仲間と共に、世界に挑戦していきたい」と熱い思いを明かす。また、「海外を目指すクリエイターたちと切磋琢磨し、共に作品を作っていきたい」とライバルとの共存の意志も示した。

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