アニメ『神之塔』アフレコ現場はまるで体操教室? 岡本信彦「市川くんにマカコ教わりました!」
2024.11.24 18:00毎週日曜、TOKYO MX他にて放送中のTVアニメ『神之塔 -Tower of God-』。第2期”工房戦”もいよいよクライマックスに迫る中、entaxでは主人公・夜/ジュ・ビオレ・グレイス役の市川太一、クン・アゲロ・アグネス役・岡本信彦、王野成役・内田雄馬の主要3キャストに独自インタビュー。お互いに感謝し、尊敬し合う間柄を感じさせるアフレコ現場での雰囲気や、岡本が市川に教えを乞うたという“マカコ”エピソードを明かしてくれた。
本作は“頂上へ到達すると欲しいものがなんでも手に入る”といわれる「神之塔」を舞台に、星を見たい少女・ラヘルを追いかけ塔に飛び込んだ少年・二十五日の夜が、数多の試練に挑戦しながら“塔の秘密”へと迫っていく冒険ファンタジー。
2020年、衝撃的なラストシーンとその後の見事な伏線回収で全世界から高い評価を得た第1期(全13話)から6年後の世界を描く第2期では、今夏より前半『王子の帰還』編が放送され、後半となる現在『工房戦』編もクライマックスへ向け、さらなる盛り上がりを見せている。
◆岡本信彦、内田雄馬が絶賛!頼れる主演・市川太一
Q. 作中ではキャラ達による様々な“チーム”ができていましたが、アフレコ現場はどんな雰囲気?
岡本 最後の方は結構、チームとか関係なしにざっくばらんに座っていましたね。
僕の真横に高橋英則さん(リップルレッゾ役)が座られてましたし、
あともし分からないことあったらとりあえず市川くんに聞く!みたいな(笑)
内田 そうですね。とても頼りにしていました。
岡本 誰よりも作品のことを理解していて。
アニメの中の時系列でこちらが疑問に思うこととかがあると、
すぐに監督の元に駆け込んで、なるほど!じゃあどうしようって。
市川 確かに、分からないことがあったら僕に質問が来ることは多かったですね(笑)
信頼は寄せられている感じがありました、ありがたいです。
専門用語も多いので「アクセントはこれで合っているのかな?」とか。
内田 王野は難しいことは特に言わないので。
僕は、みんなが質問しているのを聞いて、なるほどなって心の中で思っていましたよ(笑)
市川 あとは、“おうじ or おうの”問題ですね(笑)(王野と書いて「おうじ」と読む)
初めて現場に入る方とかには一応、“おうじ”ですって伝えたりしていましたね。
岡本 “おうじ”と“プリンス”問題もあった!
内田 ややこしい(笑)
Q. お互いのキャラクターや演技については、どんな印象をお持ちですか?
岡本 僕は、ビオレに関しては “難しいキャラクターだな”っていうのが大きくて
解釈の余地がめちゃむずなキャラだと思います。
人なのか、なんなのか みたいなところや、
ピュアすぎて僕が考える人とはまた違う次元で生きている感じもしますし
そばにいたのがラヘルっていう、もう最悪の展開なんで…(笑)
岡本 王野に関しては、いてくれてありがとうですかね!
市川 そうですね、本当に!
岡本 ラーク(巨漢の獣人で「ワニ」が愛称)だとちょっとピーキーすぎて、パワープレイすぎる(笑)
どっちかというとマスコットキャラみたいな感じだと思っています。
王野は太陽みたいな存在で、正直ツッコミキャラの側面も全部担ってくれているんです。
ビオレもクンもラークも実はみんなボケなんで(笑)
内田 そうですね、やっぱりバランスって大事ですよね。
あの人たち、たぶんバランスとれないと一緒にいるの大変だと思うので(笑)
王野はめちゃくちゃしているように見えて、まとめるのに大事な人柄だと思います。
市川 王野はいてくれないと、作品として締まるところも締まらないと思うし、
盛り上がるところも盛り上がらないと思うので。いてくれて感謝!
そして本当に雄馬くんでよかったなって思います。
内田 嬉しい(笑)。
Q. 夜/ビオレから見た、クンはどうですか?
市川 クンさんの登場は物語の流れが一気にガッと変わってくるところですし、
視聴者として見た時に“集中して見なきゃ”って思うところには絶対にクンさんがいるんですよ。
そういうしっかり締めてくださるキャラクターには、やっぱり岡本さんだなって思います。
1作品ファンとしても、2人の存在はありがたいと思ってます!
岡本 ありがとうございます(照)