内田雄馬「体、めっちゃ張ります！（笑）」　ついにクライマックス！アニメ『神之塔工房戦』自身最大の見せ場とは？

2024.11.23 18:05

毎週日曜、TOKYO MX他にて放送中のTVアニメ『神之塔 -Tower of God-』。2020年、衝撃的なラストシーンとその後の見事な伏線回収で全世界から高い評価を得た第1期（全13話）から6年後の世界を描く本作は、今夏より第2期の前半『王子の帰還』編が放送され、後半となる現在は『工房戦』編がいよいよクライマックス間近──。entaxでは第2期の“主人公”王野成（おうじなる）役の内田雄馬にインタビュー。終盤で描かれる“最大の見せ場”について一足早く教えてくれた（ネタバレはなし！）。

Q. 第2期から登場した『王野成』。役を演じる上で心がけていることは？
内田　王野成は、『神之塔』の世界では“素直な人代表”！
　　　思ったことは口にする、きちんと相手に伝える気持ちの良いキャラクターだなと思います。
　　　第1話（第2期）のアフレコをした時、
　　　「表現は大きめに、とにかく勢いがあっていいです」と指示をいただいていました。

内田　作中で起きている出来事は結構エグめのことが多いのですが、
　　　それでも、コメディー要素を持っている王野が出てくるとちょっと明るい雰囲気になるような、
　　　それぐらいのパワーを持って演じていました。

Q. 『王野成』の好きなところは？
内田　王野の“泥臭さ”はすごく愛されるところだと思います。
　　　この作品は何を考えているのかわからないキャラクターが多いので…（笑）
　　　塔を登るためにしのぎの削り合いなので、思惑があるキャラクターが多い。
　　　その中で、王野のストレートな性格は視聴者にとっても気持ちよく見続けられるのかなと思います。

Q. これまでで一番好きなワンシーンは？
内田　第1期から時を経ている第2期では、王野が登場したり、
　　　夜（第1期主人公）がビオレ（ジュ・ビオレ・グレイス）になっていたりと
　　　キャラクターが一新しています。

内田　そんな中で第1話（第2期）で王野が最初に組んだチームのみんなとのシーンが印象的ですね。
　　　“王野、ビオレ、蓮梨花、カナ、マナ、虎助、プリンス、ホーン・アークラプター”。
　　　ちょっと寄せ集め感はあるんですけど、なんだかんだチーム感が生まれて、
　　　最後の方、離れ離れになってもなんとなくチーム感は残っていて──。

内田　第4話の王野とビオレがベランダで2人だけで会話をした時に、
　　　「ビオレ様、次の階まで同行してください」と約束するシーンの前ぐらいから、
　　　みんなちょっとずつまとまってきて。そこからビオレと約束するまでの流れはすごく好きでした。

内田　やっぱり1人で上がっていくのはしんどい世界だと思うので、
　　　仲間ができて、徐々にみんなの気持ちがつながっていくのはすごく良いなと思いました。
　　　ビオレ以外で強いのは虎助ぐらいで…
　　　（笑）

内田　でも賑（にぎ）やかですし、バランスは良いと思います！
　　　あの遊びの感じもアフレコでは「結構派手に遊んでください」
　　　「コメディーとか楽しそうなところは元気にやってください」という指示も多かったです。
　　　第2期は、割と序盤でニア（王野と仲良くなるキャラ）が命を奪われてしまうという
　　　重たい展開もあるなかで、コメディー要素な抜きどころもあって良かったなと思いました。

王野が登場するシーンは賑やかなものが多く、キャラクター同士が絆を深める様子を見ることができる

Q. いよいよ第2期クライマックスが近づいてきました。見どころは？
内田：バトルがかなり激しくなってきて…
　　　とにかく体を張っています（笑）
　　　全身全霊でみんなでつないで戦ってきた工房戦なので、
　　　それが最後、どうつながっていくのか楽しみにしてほしいです！

内田：みんな全身全霊なので、ぜひ1秒も見逃さずに見てほしいです！

【内田雄馬】
9月21日生まれ、東京都出身。2013年に声優デビュー。
世界中で大ヒットしたアニメ『呪術廻戦』の伏黒恵役をはじめ、『WIND BREAKER』の主人公・桜遥役、現在放送中のアニメ『アオのハコ』の針生健吾役、アニメ『シャングリラ・フロンティア』主人公・サンラク／陽務楽郎など、人気作品のキャラクターを多く演じている。2019年に「第十三回声優アワード」で主演男優賞を受賞。
また、2018年5月30日には歌手としてもデビュー。伸びやかなヴォーカルとキレのあるダンス、人を惹きつけるパフォーマンスを武器に音楽活動でも幅広い表現力を発揮し、各方面から注目を集める。これまでにシングル11枚とアルバム3枚をリリース。2022年11月には日本武道館の2DAYSライブを開催し、2日間で16,000人を動員。2024年4月には自身2度目の日本武道館公演を大成功に収めた。

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