『鉄腕DASH』とNHK『ダーウィンが来た！』がコラボ！TOKIO・城島と桝が超貴重映像の撮影に挑戦

TOKIOの城島茂と、元日本テレビアナウンサーで同志社大学・助教の桝太一が、12日放送の『ザ！鉄腕！DASH!!』に出演。NHK『ダーウィンが来た！』とのコラボで、横浜DASH海岸に生息する『マハゼ』の超貴重映像の撮影に挑んだ。

かつては江戸前の大衆魚として庶民の間で親しまれていた『マハゼ』。現在は開発や埋め立てによって激減し東京湾では絶滅が心配されているが、10年以上かけて海を再生してきたDASH海岸で、昨年秋に、大きく育った『マハゼ』を大量に確認。桝も「これは嬉しい光景だ！」と声を上げた。

15cmを超えた『マハゼ』は成魚となり、冬に向けて恋の季節が始まる。オスが愛を育む巣穴を掘り、そこにカップルとなったメスを招き入れ卵を産むというが、“海の忍者”と呼ばれる『マハゼ』は、危険を察知すると尾びれで泥を巻き上げ逃げてしまうため、未だかつてその様子が撮影されたことはなく、城島は「映像残したいな〜」と願いを口にした。

そこで城島が応援をお願いしたのが、NHK『ダーウィンが来た！』の撮影スタッフ。プロ同士の技術と経験を融合させ、超貴重映像の撮影に挑むことに。城島を中心に「マハゼの生態撮るぞ！」と気合を入れ、早速作戦を開始。『マハゼ』が巣穴を掘る泥地帯で、泥を舞わせずにその場所を特定するため、水面に足を上げ頭を下に向けるNHKならではの潜水方法に挑戦した桝は「スゴいなNHKのダイバー」と感心し、大苦戦。コツを掴み、『マハゼ』が好みそうなポイントを発見したところで、ダーウィンチームが持参した、上下120度、左右360度の撮影が可能な“世界に1台の特製リモートカメラ”を設置。

陸からリモートで観察すると、早速、繁殖期に入ったオスの『マハゼ』が映り込み、テンションの上がる一同。しかし大きな動きがないため、狙いを定めじっくり撮り続けることに。城島が『ハゼ雄』と名付けた、その『マハゼ』を観察し続けると、オス同士の威嚇シーンの撮影に成功。桝は「これは貴重な映像！」と声を上げたが、その後目立った動きがなく、調査は連日夜まで。そして潜水時間は60時間超え、撮影した水中素材は704時間を超えた。

そして冬を迎えたある日、『ハゼ雄』の巣穴から大量の泥が吹き出し、城島は「穴を掘って泥を吐いてるとしたらスゴいですね」と語気を強め、改めて巣穴の拡張と完成を確認。そして数日後には、『ハゼ雄』の巣穴の周りに待望のメスが集団で現れた。メスが集団で行動することは知られておらず、海の専門家は驚いた様子を見せた。『ハゼ雄』の巣穴に寄っていくメス同士の威嚇行動も観測され、その貴重なシーンに興奮。

勝負に勝ったメスを『ハゼ美』と名付け、『ハゼ雄』と『ハゼ美』の恋の行方を今後も追い続けることに。『ダーウィンが来た！』の応援で、貴重な映像を多く撮影することができ、一同は満足した表情を見せた。

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写真提供：（C）日テレ