横浜流星 信じているものとは?「2つあります」 映画『正体』公開直前イベント
2024.11.19 12:30横浜流星が主演を務める映画『正体』の公開直前イベントが東京ドームシティ・クリスタルアベニューにて行われ、横浜をはじめ吉岡里帆、森本慎太郎(SixTONES)、山田杏奈が登壇。イルミネーション点灯式や信じているものについて語った。
本作は、日本中を震撼(しんかん)させた殺人事件の容疑者として逮捕され死刑判決を受けたが、脱走し潜伏を続ける主人公・鏑木(演:横浜流星)。沙耶香(演:吉岡里帆)は、東京でフリーライターをしている鏑木に家がないところを助け、一緒に暮らし、指名手配犯だと気づくが彼の無実を信じる。和也(演:森本慎太郎)は、大阪の日雇い労働者として共に工事現場で働く鏑木と親しい友人となるが、犯人ではないかと疑う。舞(演:山田杏奈)は、長野の介護施設で働く鏑木と出会い恋心を抱く。刑事の又貫(演:山田孝之)は、潜伏しながら各地に出没し日本を縦断していく鏑木を追う。4人が出会った鏑木は、それぞれまったく違う姿をしていた。4人の視点から描かれる、鏑木の本当の“正体”とは―。彼は凶悪犯なのか、無実の青年なのか?
平日にもかかわらず、にぎわう東京ドームシティ・クリスタルアベニューのクリスマスツリーの下、イベントが始まると観客の間に敷かれたレッドカーペットを歩きながら出演者が登壇。レッドカーペットをゆっくり歩く森本に横浜が笑ってしまうなど冒頭から仲の良さを見せつけた。
横浜は「寒い中ありがとうございます。宣伝活動など、できる限りのことはやってきました。公開の最後の最後までできることをやって、この作品が皆様の元へ大きく羽ばたいてくれたらうれしいなと思います」と集まった観客を気遣いながら本作への思いを語った。森本は「スタッフ一同すごく力を込めて作った、めちゃくちゃいい映画が早く皆さんに見てもらって、【#(ハッシュタグ)感動の正体】でたくさんつぶやいていただけたらなと思います」とお茶目にコメント。
撮影現場の様子を聞かれると、横浜は「スイッチの切り替えがしっかりしていたと思います。楽しいところは“楽しく”で、集中するところは“集中して”みたいな」とシリアスな内容の作品を撮影する中でのエピソードを語った。吉岡は「横浜さんは危ないアクションシーンとかもたくさんあったので、現場自体もスタッフさんもみんなで全員で集中っていう感じだった。でも楽しい瞬間はいっぱいありました!」とメリハリのきいた現場だったことを明かした。続く森本が「スイッチありました!切り替えがちゃんとあったんで、すごくいい現場でした」とコメントすると、吉岡と横浜から「(横浜と)同じ話やねん!」とツッコミがさく裂。森本は「だってそれ以外無いでしょ!」とツッコんでもらえてうれしそうに弁解し、最後の山田も「やっぱりみんなスイッチの切り替えが大事(笑)」と答え、チームワークの良さを見せた。
ここで、後ろの『正体』のパネルが強風で飛びそうになるハプニングが起きるも、全員で飛ばないようにパネルを押さえるという連係プレー。森本は「(写真を撮れば)正体の文字も入るし、写真も撮れちゃうし!」とピースサインをしながら機転を利かせた。