『オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜Season2』事件の結末は犯罪心理学の“ラストストロー”がきっかけ!?【第7話】
2024.11.19 12:0511月15日(木)に読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜Season2』第7話が放送された。放送後SNSでは「今回はなかなか複雑」「切ないお話だったけど、血のリップは綺麗だった」「毎回取り調べの最後に言う言葉が深い」「ラストストローって初めて知った」など、さらに、初めて朱梨とバディを組んだ今西役の岩瀬洋志には「朱梨と毎回バディなら良いのになぁ」「神ビジュありがとう」「新鮮なコンビ!」など、盛り上がりを見せた。
※以下ネタバレを含みます
人の目を見ることで【感情の色】を見ることができる主人公・心野朱梨(演:飯豊まりえ)。 Season1の放送から2年が経ち、朱梨は警視庁捜査一課八係へ出向することに。新たなメンバー、そして新たなバディ・滝沢(演:影山優佳)と共に事件の謎を解明していく。そんな警視庁捜査一課八係のメンバー5人の場面写真が新たに解禁。これから様々な事件に対峙することになる捜査一課八係。どんな事件、被疑者たちが待ち受けているのか…。
◆第7話振り返り 凶器に残っていた感情は…
クリット・ウォンラット(Great)が容疑者となっている事件の被害者・一ノ瀬が所属する犯罪組織のガサ入れを行い、そこで見つかった資料には姉の紫織(松井玲奈)の情報が。2つの事件は繋がっている可能性があるため、朱梨(飯豊まりえ)・滝沢(影山優佳)・風早(浅香航大)はクリットに話を聞くことに。
紫織が失踪した事件で何者かに殺害された二見智子(和田光沙)が使っていた杖に触れ、クリットに残留感情を見てもらうと、杖には強い【罪悪感】が残っていた。残留感情は時間と共に薄れていく、とクリットは話す。杖が最後に使われたのは姉が失踪し、二見が殺害された20日前だった。また、クリットが容疑者となっている事件の被害者・一ノ瀬が殺された凶器には【愛】の感情が残っていたが、杖からは同じ【愛】の感情は見えなかった。クリットは、残留感情は物だけではなく場所にも残るため殺された現場なら二見の感情が残っているかも、と話すが、容疑者を連れ出すのは難しいと断念する。
◆仲が良かった同級生だったが…
一方で朱梨と滝沢は被疑者・設楽優吾(西山潤)の取り調べを行う。設楽は将来メイクの道を志望する美容専門学校の生徒で、校内で同級生・藤原大貴(堀家一希)に対し、カミソリで顔や背中を何度も切りつけ、逮捕された。設楽は藤原と仲が良さそうに見えていたが、「前から嫌いだった、ずっと殺してやりたいと思っていた、仲が良さそうに見える写真をSNSに上げていたのは、セルフブランディングだ」と話す。取り調べ中、設楽からは嫌悪の表情が見えていたが、朱梨にはその嫌悪の正体が、藤原だけに対する感情ではないように思えた。
設楽と藤原が通う美容専門学校へ聞き込みに向かう朱梨と滝沢。生徒たちはコンクールに向けて準備中で、設楽もコンクールにエントリーしていたという。設楽を担当していた教員は、設楽はとても優秀で何年かに一人の逸材であり、期待して指導をしていたと話す。また、設楽と藤原の関係について生徒たちに聞き込みをしても、二人は非常に仲が良く、切磋琢磨する良きライバルだった、蹴落とすなんて考えられない、という話しか出てこなかった。
続いて被害者・藤原に話を聞く朱梨と滝沢。藤原に設楽との関係について聞くと、設楽の足元にも及ばなかったから相手にもされてなかった、設楽ずっとイラついていたのかも、と肩を落とす。藤原からはずっと恐怖の感情が見えていた。取り調べ後、風早は滝沢にガサ入れの際に押収した資料やPCデータを、県警に行ってチェックしてきてほしいと頼む。設楽の件は朱梨と今西(岩瀬洋志)が担当することに。
美容専門学校で捜査を進める朱梨と今西。すると設楽の両親が学校を訪れる。両親は設楽が一人暮らしをするアパートから出てきた、とコンクール用に作成した大量のメイクのデザイン案を差し出す。そのデザインには「1日100案!」など書き込みと共に、水が滲んだような痕が…