フルート奏者・Cocomiが初出演!「母親がゴミ箱から私の髪の束を見つけて…」幼少期のやんちゃエピソードを披露

2024.11.19 10:30

11月15日放送の『バズリズム02』に、フルート奏者のCocomiがゲストとして出演。自身が音楽を始めたきっかけや、プロの奏者として世界デビューを果たした経緯について説明した。
Cocomiは、11歳でフルートを始めると、2019年に日本奏楽コンクール管楽器部門で第1位を獲得し、その才能を発揮した。その後、音楽の名門である桐朋学園大学に進学、2021年には東京フィルハーモニー交響楽団と共演。そして、2022年にCDデビューを果たし、プロのフルート奏者として国内外で活躍している。
 
バカリズムが「いろんな楽器あるじゃないですか。最初にフルートから入ったんですか?」と尋ねると、Cocomiは、「1番最初は、3歳の頃に『耳をすませば』を観たときに、天沢聖司君というヴァイオリン職人を目指す男の子に恋をしまして。で、“何かに夢中になることはかっこいいな”と思って、“私もヴァイオリンを始めたい”と思って、音楽をそこで始めました」とはにかみながら話し、音楽に興味を持ったきっかけがジブリ映画だったことを明かした。
 
他にも父である木村拓哉が出演している『ハウルの動く城』や、『もののけ姫』もCocomiのお気に入りの作品だという。Cocomiは、「アシタカが村を出るときに髪を切るじゃないですか。私も切っちゃって。母親がゴミ箱から私の髪の束を見つけてびっくりするっていう(笑)」とジブリ愛が高じた幼少期のやんちゃなエピソードを披露し、これにはバカリズムも驚いて思わず「ええ!?」と声を上げた。
 
続いて、バカリズムは一昨年世界デビューを果たしたCocomiに、「世界デビューってどういうきっかけでするんですか?」と質問。Cocomiは「DECCA GOLDというニューヨークのレーベルがありまして。そのDECCA GOLDの方が演奏を聴いてくださって、オファーをしていただきました」と経緯を説明した。バカリズムが「世界から直電なんですか?」と言うとCocomiは笑いながら「マネージャーさんから連絡が来て。“マジ?”しかなかったです」とオファーを受けた当時の驚きを語った。
 
そんなCocomiは、毎日フルートの練習を欠かさないという。「あんまりやる気が全然出ないっていう日があると、2時間するかしないかでやめちゃう日もあれば、ご飯の時間で呼ばれるまで練習することもあります」と話し、プロの奏者として過ごす日常が垣間見えた。
 
Cocomiはスタジオに持参した、愛用している総14金のパウエルフルートを披露。「すごく、特別高価な楽器ではなくても、本当にその人に合ういい音色を出す楽器とかも。私は銀より金の方が音が飛んだので」と話し、楽器と奏者に相性があることを説明した。また、演奏会場によっても聴こえ方が変わるそうで、Cocomiは自身のフルートと相性がいい演奏会場として、東京オペラシティやサントリーホールの名前を挙げた。それを聞いたバカリズムは感心し、「東京オペラシティですって。あそこ、俺地下の成城石井しか行ったことない」と言ってCocomiを笑わせた。Cocomiは、「サントリーホールも成城石井あります(笑)」と言い、笑顔で小さく親指を立てた。

写真提供:(C)日テレ

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