松田元太&尾上右近、 約10時間の取材で意気投合“大好き”を送り合い
2024.11.13 16:1512月20日(金)に公開する、ディズニー映画『ライオン・キング:ムファサ』のイベントに、歌舞伎俳優の尾上右近とTravis Japanの松田元太が登場。劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」を2人で生歌唱した。
本作は、ディズニーが贈る『ライオン・キング』のはじまりの物語を、心揺さぶる楽曲に乗せて超実写版で描いたキングオブエンターテインメント。右近は、後にシンバの父で偉大な王となる“ムファサ”を、松田は孤児のムファサを群れに受け入れたライオンの王子で、後にヴィランのスカーとなる“タカ”の声優を務める。
2人がイベントにそろうのは、この日が初めて。右近が「とにかくうれしいです。“げんげん”とこうして皆さんの前で、歌唱を披露できるということで、興奮と緊張と感動とワクワクが止まらない状況です」と話すと、松田も「僕も“けんけん”と兄弟役ということで、ワクワク、ドキドキ、ウキウキ、ハピハピ、イェイイェイ… いろいろ織り交ざっています!」と“松田語録”を付け加えて元気に返答。右近から「上を行くのはやめて(笑)」とツッコまれていた。
そんな2人は先日会ったばかりだというが、約10時間続いた取材で意気投合し、すっかり仲良しに。右近が「直接会う前からげんげんのことは知っていて、会えるのを楽しみにしていました。(松田は)僕にもリスペクトをもってくれるし、気遣ってくれるし、甘えてくれるし、信じてくれていることがすごく伝わって、大好きです」と松田に思いを伝えると、松田も「初めて会った時に(右近から)“けんけんって呼んで!”、“げんげんって呼んでいい?”って言われて、本当にお兄ちゃんな感じです。明るくて優しくてユーモアがあって、本当に素敵な先輩・お兄ちゃん。今は、日々大好きを更新しています」と、愛のメッセージを送っていた。
また、本作で演じた“タカ役”について松田は「幼い頃?幼き頃?」と言い方に悩みながらも「タカの時代は、自分のカラーも出しながらタカに寄り添いながら明るく元気にいけました。後にスカーとなる瞬間まで段階を踏んでいくところでは、より丁寧にやらせていただきました。スカーになるタカ自身のマインドや思いを大事にすることが難しかったし、楽しかったです」とアフレコ現場を振り返る。
劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」 を観客の前で披露する場面では、兄弟同士で目を合わせたり、オリジナルのダンスを踊ったり、終始楽しそうだった2人。訪れた観客からの熱望からアンコールまで行われ、会場は大盛り上がりだった。
歌唱前には、ディズニーの曲を普段から聴いているという松田から「自分が歌うってなると難しくて、家で気楽に歌っちゃだめだなって変な感じになったりして(笑)お芝居とかセリフの延長線上にある、絶妙なとこを歌にして表現しているところが難しかったです。自分がライオンになった感じでずっとエキサイティングしていました」と、楽曲への思いが語られた。
映画『ライオン・キング:ムファサ』は12月20日(金)劇場公開。