100万人の頂点に立つ競技かるたの“神”と、ヒロミ・小泉がガチ対決!目にも止まらぬスピードにあ然

2024.11.8 10:45

ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が11月2日に放送。競技人口100万人の頂点に立つ競技かるたの神と、ヒロミと小泉がガチ対決。競技かるたの神の目にも止まらぬスピードに驚かされた。

道行く人に、その人にとっての神様のような人を聞き、実際に会いに行くこの番組。神奈川・横浜で、高校から競技かるた部に所属しているという19歳の大学生の女性の神様は、競技かるたの名人・川瀬将義さん。「競技かるたってプロって概念がなくて、プロっていうものをかるたで作ろうと奮闘している方で、かるたをどんどん広めていこうと活動されてる方なので、かっこいいなと思ってます!」と川瀬さんへの思いを熱く語った。

100万人の頂点に立つ競技かるたの名人・川瀬将義さん

競技かるたとは、場に並べた50枚の百人一首が書かれた札を取り合って自陣の札を先に0枚にした方が勝ちという競技。競技人口はおよそ100万人といわれ、その頂点に立つのが川瀬さん。2024年は競技かるたの3大タイトル全てで優勝!28年ぶり史上3人目の3冠達成を成し遂げた。かるた協会に所属している選手は、E級からA級までランクがあり、A級保持者はおよそ1000人。そして、頂点に与えられる称号が男性は名人、女性はクイーンという。3冠を達成した川瀬名人は100万人の頂点に立つ、まさに競技かるたの神。

競技かるたに使われるのは、小倉百人一首。例えば、天智(てんぢ)天皇が詠んだ『秋の田の 仮庵(かりほ)の庵(いほ)の 苫(とま)をあらみ わが衣手(ころもで)は 露にぬれつつ』という歌であれば、このうち“苫をあらみ”までが上の句。“わが衣手は”からが下の句となる。読み手が読み札の上の句を読み始めたら、2人の選手は記憶を頼りに下の句だけが書かれた取り札を争って取るというルール。競技では100枚全部を使うわけではなく、100枚を裏返して混ぜ、それぞれ25枚ずつ取り、表に返してそれぞれ好きな位置に並べる。全ての札の位置を15分で暗記して競技開始。自陣(自分側)の札を取れば自陣の札が1枚減り、敵陣(相手側)の札を取れば 自陣から1枚送る(敵陣に札を渡すこと)ができる。相手がお手つきをした場合も自陣から送ることができ、自陣の札がなくなったら勝ちとなる。

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