カズレーザーも興味津々「予防に使えないですか？」　花粉症治療の最新情報に未練？

お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがMCを務める、『カズレーザ―と学ぶ。』が3月7日に放送された。

同番組は、知ればきっと人生が変わるような新知識を新時代の頭脳派アイコン・カズレーザーと一緒に最先端の研究者から学びまくる。

今回のテーマは『アレルギー』。『花粉症治療の最先端新薬「オマリズマブ」で劇的改善？』、『食物アレルギーの新常識“口”からではなく“○○”で始まる！？』の2つの観点から最新知識の講義を受けた。

花粉症治療の講義では、花粉症が根治できるという免疫療法を取り上げた。

免疫療法は、皮下免疫療法と舌下免疫療法があり、皮下免疫療法は注射で、舌下免疫療法は錠剤を用い、スギ花粉のエキスを体内に入れていき、 少しずつアレルゲンに対する免疫をつくってくというもの。免疫ができてくるとアレルギー反応を起こさなくなる、又はアレルギー反応が微少になるという効果が現れる。

そこで、アレルギー反応を起こさないようにするという治療のメカニズムを知ったカズレーザーは「予防に使えないですか？」と質問。花粉症治療について講義を行ったアルバアレルギークリニック院長、続木康伸氏は、「理論的には予防に使えるとも言われているが、保険が効かないので普及していない」と説明。

カズは「保険効かないけどやりたいと言ったらできますか？」と興味津々。食物アレルギーについて講義を行ったアレルギー専門医、藤田医科大学ばんたね病院教授で日本アレルギー学会理事の矢上晶子氏は、「保険適用されていないと、薬を飲みました、ショック起こしましたとなると自己責任。薬剤も適正使用があって、病名があってそれに対してやるものなので、自分ではやらない方がいいと思います」と語った。

カズは「そっか、できないのか〜」と残念がり、「予防できるならめちゃめちゃいい」と未練があるようだったが、カズらしい鋭い指摘をみせた一面であった。

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写真提供：（C）日テレ