野田クリスタル 「友達を“素人”、先生を“回し”」 芸人デビューでひねくれすぎた高校時代を告白

2024.10.28 06:30
野田クリスタル

お笑いコンビ・マジカルラブリ―の野田クリスタルが10月26日に放送された『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に出演。15歳のときに高校生で芸人デビューし、下積み時代を過ごした街、東京・中野を訪れた。

「みんな海外とか言ってるけどさあ」「中野で勝負してやるよ!」そんな風にロケをスタートさせた野田。「勝ち負けじゃないからね、アナザースカイは」と、MCの今田耕司も思わずツッコミを入れる。野田にとって、中野はいろいろな意味で特別な街。「東京芸人のたまり場っていうか、僕もお笑いライブに来るときは中野ですね、基本的には。中野で始まった感じですね、僕のお笑いは」と、自身の芸人としてのルーツを語りながら駅前を歩く。

野田がお笑いを始めたのは、高校に入学した15歳の頃。横浜市の実家から約2時間、ライブに出演するため中野に通った。しかし15歳だからと言って、デビューしたからには一芸人。交通費は自腹で、チケットノルマも達成しなければならない。「お笑いやるだけで毎月、4~5万かかってたかな」。高校生の頃からしていたアルバイトで稼いだお金は、すべてお笑いに費やした。

そうした日々であったから、中野にお気に入りの店などあるはずもなく、「せいぜい思い出があるとしたら、ブロードウェイ」、そう言ってサブカルの聖地、中野ブロードウェイ内にある、『まんだらけ』に入る。「立ち読みをとにかくしました」という店内。横浜にある実家から中野は、何かあればライブに間に合わない距離だったから、なるべく早く到着するように心がけていた。しかし早く着くと、それだけ早く会場に入ることになる。まだ芸人仲間もおらず、さらに当時組んでいた相方についても、「大嫌いで1分でも会いたくなくて」と話す野田。立ち読みはいい時間つぶしだった。

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