草薙航基が水難事故から少年を救助　ひん死の状態を突破した“もやい結び”と“脚立”の使い道とは

お笑いコンビ・宮下草薙の草薙航基が10月17日放送の『THE突破ファイル』の再現VTR『草薙バイトシリーズ』に出演。河川の激流に飲まれ、ひん死の状態となった少年を救うべく悪戦苦闘する青年を演じた。

キッチンカーのアルバイトとして、川の近くにある公園で飾り付けなどの準備をしている草薙。キッチンカーを飾り付けるため、脚立に登り作業をするもうまくいかず、俳優の大倉空人演じる後輩の大倉に文句をこぼしていると、そこへモデルの莉子演じる常連の佐々木莉子と、甥（おい）の健太くんがやってくる。暗い表情を浮かべ元気のない健太くんが、近々引っ越しをするためキッチンカーにお別れを言いに来たことを知った草薙は、健太くんを励ますため慌てて店のスタンプカードにハンコを全て押すと、「こ、これで1杯無料だから…またきてよ」と声をかける。これに健太くんは「カピバラのお兄ちゃん、ありがとう！」と笑顔を取り戻し、草薙も「カ、カピバラはやめてよ…」と言いつつうれしそうだった。

地元の人に愛されるキッチンカーのアルバイトだったが、それでも草薙の不満は止まらず、狭いキッチンカーの中での作業に「もう帰りたい」と愚痴をこぼす。この言葉に大倉が「肩寄せ合って、この感じ、文化祭の出店思い出すなー」と青春の思い出を語ると、草薙は「黙れイケメン！！さっきから文化祭、文化祭って…みんなが文化祭を楽しめると思うなよ！」と激高。「お前らみたいな“表の人間”はな、楽しかったかもしれないけど俺たちからしたら地獄の思い出なの！食材の買い出しとかゴミの処理任されたり！」「あぁぁぁ！思い出しちゃった」と怒りをあらわにしていた。

するとその時、川の方向から健太くんの名前を叫ぶ莉子の声が。草薙らが川岸へ走ると、川の真ん中で溺れている健太くんの姿を発見。莉子が目を離した隙に、強風で飛ばされた帽子を取ろうと足を滑らせてしまったという。整備された川岸付近は急に深くなっているうえ、水面は穏やかに見えても水流は秒速3メートルを超える場合があり、大人でも泳いで救助に向かうのは危険。キッチンカーの面々は川に飛び込み助けようとする莉子を制しつつ、消防に救助を要請するが、到着には20分以上かかるとの連絡が。

ここで大倉は何かを思い出したようにキッチンカーへ向かうと、飾り付けに使用していたロープを手に取り川へ。ロープを川に投げ入れると、健太くんがロープをつかむことに成功。しかし、子どもの力ではロープをしっかりつかめず、あえなく作戦は失敗。だんだんと天気が悪くなる中、下流へと流されていく健太くんは、なんとか水中から生えている木に捕まるも、上流に降っていた豪雨によって上昇した水位の影響を受け、一刻を争う事態に…。