北村匠海、タケミチ役でイメージが変化!?「どの現場に行っても○○○○に思われる」
2023.3.2 18:45俳優の北村匠海が2日、東京・花園神社で行われた映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 –運命–/–決戦–』の決起集会イベントに共演の山田裕貴、吉沢亮とともに参加。自分のイメージが変化したことなどを明かした。
自分の人生にリベンジするため過去に戻り、そのたびに成長を遂げていく主人公・タケミチの姿と仲間たちとのきずなを描いた映画 『東京リベンジャーズ』(2021年公開)の続編。今回は2部作で、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編–運命–』 が4月21日から、 『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編–決戦–』 が6月30日から公開される。
今作では原作でも屈指の人気エピソード『血のハロウィン編』が描かれるとあって、主人公・タケミチ役の北村は「僕は『1』をやっている時に、“ここまでは描かないとなぁ”というか、“描く義務が僕にはある”と思っていましたので、ホントに2人(=山田と吉沢)が“イエス”と言ってくれたからこそ『2』がある」と主演としての使命感を口にしたうえで、「撮影も怒とうの中、時間をかけて作って、それがやっと公開に無事、たどり着けるということなので、うれしく思います」と心境を告白。
『東京卍會』のナンバー2・ドラケンを演じる山田は「『1』より面白くなければならないから、自分たちが自分たちを超えていかなければならないということで、ヒシヒシと撮影しながらそれを感じていたので、その辺のいいプレッシャー(があった)。でも“このメンバーがそろっていたら、できるんだろうな”というのもありながら、“自分は大丈夫なのか?”っていう不安はあったので、どういう作品になっているのか僕も楽しみですね」と話した。
『東京卍會』の総長・マイキー役の吉沢は、豪華キャストが再び顔をそろえたことに「よく集まったな」と改めて感心し、「ホントに各々が他の現場で主演をはっているような方々ばかりなので、現場でスケジューラーさんが一番、大変でしたもん。“ここは、この人たちが無理だから次の日”みたいなのを死ぬほど繰り返して、どうにか(予定が)とれたみたいな感じだった」と時折、スタッフの声色をマネしながら裏方の苦労を代弁。「僕らキャスト陣もスタッフさんも“『1』を超える”という熱量でやっていたので、新キャストも素晴らしかったし、確実に『1』を超える作品になっている気がします」と太鼓判を押した。
前作は最終興行収入45 億円、観客動員335万人を記録するなど大ヒット。その反響を聞かれると、北村は「僕はヤンキーのイメージがこびりつきました。初めてお会いする役者の方とかに、だいたい最初はヤンチャに見られることが増えて…」と答えて笑わせ、「それだけ『東京リベンジャーズ』の反響があるんだなぁと仕事をしていて感じましたね」と、しみじみ語った。
『2』の撮影現場ではキャスト同士のきずなもさらに深まっていると感じたようで、吉沢は「『1』では僕の(クランク)インの時は学校に乗り込むシーンで、あの時、すごくお互いを“めっちゃタケミッチじゃん”“めっちゃドラケンじゃん”“めっちゃマイキーじゃん”って慰め合って“一緒に乗り越えようぜ感”があったんですけど、『2』になると、各々が自分のやることをやる。それを勝手に別の誰かが受け止めて、みたいな。“一緒に作ろうぜ”ってやらなくても、勝手にそうなっていた。その信頼感は増していたかも」と、阿吽(あうん)の呼吸ができあがっていたと語った。