カズレーザー ほぼ100%の人が「捨てる」アボカドの種・茶殻…隠れた栄養価とレシピを公開

2024.10.10 10:15
カズレーザー

カズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が8 日に放送された。実は捨ててしまいがちな部分にこそ、科学的に貴重な成分が入っている、ということで今回は本番組ではおなじみ、広島大学医学部の堤理恵氏が講義を担当。食材のあまり食べられない部分に隠れた栄養と、おいしく食べるためのレシピをレクチャーした。

◆アボカドの種

今回番組が実施した調査で唯一、誰一人食べると回答しなかった、アボカドの種。スタジオでも意外過ぎる食材の登場に、半信半疑の笑いが起こる。堤氏によれば、アボカドの種には豊富な栄養素が含まれており、実の部分に対して10倍の『ポリフェノール』が含まれているのだとか。さらにアミノ酸の一種であり、高いダイエット効果を発揮する『L-カルニチン』を含んでいるという。L-カルチニンは、体内で脂肪をエネルギー生産工場であるミトコンドリアに運ぶ“運び屋”の役割をしており、L-カルニチンを摂取することで脂肪燃焼が促進され、基礎代謝が上がり、効率的に痩せることが可能になるという。

しかし問題はどう食べるかだ。包丁が通るのかすら怪しいが、堤氏いわく、少し乾かすことで簡単に刃が通るようになるとのこと。家庭用のフードプロセッサーでも簡単に砕くことができる程度にやわらかくなるため、まずは粉末状にするのがよいという。

この粉だけでは、えぐみのような苦みがあり、あまりおいしくはないそうで、そこで堤氏より『アボカドの種ごとディップソース』の作り方が紹介された。アボカド一つ分の果肉に対し1/2、よりマイルドにしたければ1/4の粉末を加え、タマネギ、トマトと、タバスコ・レモン汁・塩コショウを加えて混ぜれば、えぐみを感じずに食べられるという。

◆茶殻

アボカドの種と同様、少し変わり種として紹介された茶殻。お茶を入れ終わった後に残った茶葉であるが、当然というべきか、番組調査では97%の人はお茶を入れ終わったらそのまま捨てるという結果に。ただ茶殻には水分に溶けない、しかし抗酸化作用があり、肌にもよく、血圧を下げる効果もあるビタミン系のβ-カロテンやビタミンEが残されている。さらにビタミンE に関しては、かぼちゃのなんと17倍も含まれている。水分に溶け出すカテキン、カフェイン、ビタミンCといった成分は、茶葉全体に含まれる成分のうち3割程度でしかなく、つまり茶殻を捨てるのは7割の栄養を捨てているのと同義と堤氏は話す。

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