税関職員アン ミカが暴いた不正薬物密輸犯の新たな手口…約860gの覚せい剤が隠された意外な場所とは

モデルでタレントのアン ミカと俳優の志田彩良が10月3日放送の『THE突破ファイル』の『空港税関＆CAめるる秋の大突破2時間SP』に出演。再現VTRで税関職員を演じ、密輸犯の新たな手口を暴いた。

年間およそ3200万人が利用する国際空港では、法の目を掻（か）い潜り不正薬物や条約違反の動植物を持ち込もうとする密輸犯が後を絶たない。クッキーをくり抜き大量のMDMAを隠していたり、USBケーブルの中に金塊を隠すなどその手口は日々巧妙化。そんな犯罪を水際で食い止めているのが、税関検査場なのだ。

今回、アン ミカと志田が対峙（たいじ）したのは、ポルトガルから帰国したカップル。ポルトガルの自然と美味しいグルメを満喫しサッカー観戦をして帰って来たという。麻薬探知犬の反応があったため、2人のトランクを調べたが、薬物は見つからない。

しかし、ポルトガルは、覚醒剤の少量の所持に対して罰則のない国。饒舌（じょうぜつ）な女性の様子に違和感を抱いたため、手荷物を拭き取り、微量の不正薬物も検知することができるTDSで検査をすると、薬物反応が見つかった。

カップルが「ホテルのボーイがベタベタ触っていた」と言い訳するも、アン ミカと志田は、さらに荷物をチェック。ゲリラ豪雨に遭って服を乾かすために買ったという携帯用ハンガーを1つずつ広げてみても、特に薬物は見つからない。

女性がイライラして「帰っていい？」と怒り出す中、ボディーチェックをしても何も出てこない。しかし、TDSでも薬物反応が出ているため「必ずどこかにある…わずかに感じた違和感は何？」と必死に考えるアン ミカ。

ついにカップルが立ち去りそうになった時、「は！なんやそういうことか！」とひらめき、「残念ながら…あんたらここで終わりや！観念しぃや〜！」と叫んでカップルを引き留めた。

旅行帰りのカップルが不正薬物を隠した意外な場所…それは彼氏の靴。履きなれた靴なのに歩き方がぎこちなく、さらに旅先で雨が降っていたはずなのに、やけに靴がきれいだったことなどから、怪しいと気づいたのだ。

靴をX線検査すると異影が確認できたため、厚い靴底をカッターで切ると、出てきたのは覚醒剤。アン ミカの優れた洞察力によって見事突破となった。

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写真提供：（C）日テレ