アニメ『夜桜さんちの大作戦』皮下と夜桜家の意外な関係が明らかに…「夜桜の歴史めちゃくちゃ闇深い」

2024.10.1 17:45

アニメ『夜桜さんちの大作戦』の第26話『旧い血』が9月30日BS日テレにて放送された。爆破システムの起動装置を前に取っ組み合う太陽と皮下。その時「開花」の暴走により、太陽の脳裏に流れ込んできたのは皮下の過去の記憶だった。

(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

◆皮下と夜桜家の関係とは?

アジト最深部にたどり着いた太陽は、爆破システムの起動装置の前にいた皮下を取り押さえ、四怨(しおん)が爆破システムを止めるまでの時間稼ぎを図る。その時、「開花」の暴走により、太陽の脳裏にある映像が流れ込む。それは戦前から生きていたという皮下の「戦争の記憶」だった。

過去の記憶を太陽に流し込む皮下

時は戦争中の日本。皮下は政府の任命を受け、ある孤島の診療所で、不思議な能力を持つ女性の研究にいそしんでいた。彼女はその能力のせいで長年幽閉されていたという。

日本の戦況がどんどん悪化する中、皮下はこの研究も闇に葬られると覚悟し、今生の別れとして、彼女の最後の検診を行う。その時、彼女は皮下に「桜のように注目され、崇められもてあそばれるのはもうたくさん」「タンポポみたいな普通の存在になりたい」と懇願する。彼女の思いは自身の子孫すら犠牲にしても構わない、と言うほど強いものだった。
その女性の名前は「夜桜つぼみ」。夜桜家の初代当主だったのだ。

「俺とお前は同類だ。夜桜に翻弄(ほんろう)される、とるに足らない存在さ」と皮下。
夜桜の血をめぐる計画で家族を殺され、その夜桜家に引き取られ、夜桜家に翻弄される人生を歩む太陽を哀れむ皮下は、「呪われた一族に魅入られた同志としての情けだ」と太陽に旧い「夜桜の血」を流し込む。アナフィラキシーショックで苦しむ太陽に生い立ちのつづきを話す。

皮下との戦いに苦しむ太陽
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