城ヶ島の海でタツノオトシゴの“お見合い大作戦” 超希少なオスとメスは結ばれるのか?『DASH海岸』

2024.9.30 07:30

TOKIOの城島茂、同志社大学助教の桝太一、SixTONESの森本慎太郎が29日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』に出演。神奈川県・三浦半島の先端にある城ヶ島の海を探索した。

城ヶ島は、ここで生まれた海洋生物が東京湾に広がる、いわば“命を生み出す”場所。DASHでは6年前にマダコ、3年前にはアオリイカの産卵をお手伝い。絶滅が危ぶまれる生物たちの保護に努めてきた。今回はその第3弾だ。

増やしたいのは、世界中で激減しているタツノオトシゴ。ダイバーにも大人気の海のアイドルで、その仲間は世界に約60種いるとされる。きれいな海を好み、移動をあまりしないため、環境が悪化するとまとめて絶命してしまうという。温暖化などの影響で城ヶ島でもタツノオトシゴは激減。海洋環境専門家の木村尚さんは「今のうちに手を打たないと消えていっちゃう」と危惧(きぐ)する。今回は希少なタツノオトシゴを見つけるべく、城ヶ島ダイビングセンターの木下剛さん、三和漁業協同組合の石橋英樹さんの協力を得ることに。

桝と森本が海に潜り、城島はカメラ付きの水中ドローンで海を探索。火山活動で生まれた城ヶ島は地形が複雑で多くの魚たちが集まっていた。

タツノオトシゴは海藻のアマモの森を好み、細い枝に尻尾を絡ませて生活する。ところが温暖化の影響で、アマモは魚に食べ尽くされ消滅していた。それでも探索から40分、砂地で1匹のタツノオトシゴを発見。体長6cmほどの日本固有種『タツノオトシゴ』だ。性別はお腹のふくらんだ様子からオスと判明。

このオスをメスと出会わせるため大作戦を開始。城島のアイデアは“竹ぼうき”で人工の森を作り、タツノオトシゴを住まわせようというもの。ほうきを3本、海底に設置し、タツノオトシゴがやってくるのを待つことに。龍の住み家にしたいという思いから、城島は“龍宮ハイツ”と名付けた。

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