キンキにヒラメ…札幌の名店で舌鼓!「うんメエ~」と叫んだ八木莉可子に今田耕司は?

2024.9.22 17:00

9月21日の放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』は、『日本の美食スペシャル』と題し、MCの今田耕司、八木莉可子がスタジオを飛び出し、北海道・札幌でゲストたちの旅を彩ったグルメを振り返った。

「札幌といえばとうきびですから」と、番組開始直後から焼きトウモロコシを片手に大通公園に登場した今田耕司&八木莉可子の2人。いつもはゲストの旅を見守るばかりのふたりも、今回ばかりは旅人。自分たちも札幌グルメを楽しむ。

円山公園のほど近くに暖簾(のれん)を掲げる『すし善本店』では、以前番組に出演した日本中華料理界の伝説、脇屋友詞もうならせた寿司(すし)に舌鼓をうった。「先月お世話になったばかりよ」という今田、実はプライベートで訪れていた。まずは、ヒラメから「お盆明けるとヒラメが、脂が乗ってきてよくなってきます。北海道、急に気温が下がりますんで」と語りながら握られた寿司は北海道・初山別であがったヒラメで、岩塩とスダチで味付け。「お寿司が光ってますよ」「素晴らしいですね」と口にする2人。おいしいと目を丸くした。

今田から、「アナザースカイを(八木が)1年やりましたけど、いろんなゲストの方来られましたけど、やっぱり日本中のおいしいもの、これたくさん見ましたよね」と、問われると八木も「ただ、おいしそうだ、じゃなくてストーリーまで」とうなずいた。

番組に登場する料理は、各ゲストにとって思い入れのある店、土地の料理。だからこそ、よりおいしく見える。そして、未公開映像とともに、これまでの旅が紹介された。

俳優・芳根京子の旅は、「母方の実家がニセコの方にある」という。汽車に乗って帰省する道すがら、途中下車することが多いという小樽の店『若鶏時代なると』で、北海道名物のザンギを頬張った。

キャリア50年を超える、中国料理界のレジェンド・脇屋友詞。生まれは札幌で、初めて台所に立ったのは、小学生の頃だったという。そんな脇屋は故郷である札幌で、ゆかりの地を訪ねながら、自身の幼少期に思いをはせた。「お袋が病気になったとき、父親が炒飯(チャーハン)を作って食べさせてくれたりしたんですね。その炒飯が油っぽくて、全然おいしくなかったんですよ」。そう話し始めた脇屋。「それで、作らせてくれって言ったのがきっかけで、自分で作ったときの方がおいしかったんですよ」と料理に触れた自身の原点について語った。そんな思い出を振り返りつつ、脇屋が向かったのは、狸小路の一角にある炉端焼き店『めんめ』。「昔ながらの北海道に来たっていうのを感じさせてくれる」、「ふらっと寄りたくなる、そんなお店」といい、店の名前である“めんめ”とは、北海道の言葉で最高級魚のキンキのこと。「この塩梅と脂のノリが止まらなくなる。表面がカリッとしているんですよ。中がホクホク」とお酒も止まらない脇屋。に舌鼓をうつ。八木は「脇屋さんの食リポがめちゃくちゃお上手で」と思わず笑いがこぼれ、「無駄な表現が一切ない」と今田も褒めたたえた。

そして、『すし善本店』の店内で今田から「お寿司のネタで何が一番好きなの?」と聞かれた八木は「言っていいんですか?サーモン」と答え、思わず大笑いした今田だったが、続いて出てきたのは天然のキングサーモン。襟裳岬の周辺であがったもので、サーモンの上にショウガと浅葱(あさつき)を乗せた握り。「これは出るか?お味はどうですか?」と今田からツッコまれた八木は「うんメエ~」と笑顔!「ヤギだけに」とオチが付いた。

ここで紹介された料理もまた、ゲストの思い出の地の魅力を引き出すものとなった。

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写真提供:(C)日テレ

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