7月YouTube日本人再生数2位はやたく!インドやブラジルでも人気!動画がバズる4大ポイントとは?【独占ロングインタビュー】
2024.9.17 11:00YouTube登録者数1600万人超え!TikTokフォロワー数では980万人以上!総フォロワー数2500万人超えのクリエイター『はやたく』にインタビュー。クリエイターを目指した意外なきっかけや撮影のウラ側、さらに海外でバズリにバズる“はやたく流”の戦略とは?
──今年は、YouTubeのダイヤモンドの盾に、7月にYouTube再生数で日本人2位を獲得、おめでとうございます!
僕は中学生の頃からYouTubeを見ていて、ビートボックスを覚えたぐらいヒカキンさんが大好きで、ヒカキンさんももらっているダイヤモンドの盾をいただけてうれしいです!
──YouTubeを始めたきっかけは?
僕はTikTokから始めて、伸びたことがきっかけで、周りから「YouTubeやった方がいいよ」って勧められていました。でも、「YouTubeで何かをしゃべって再生回数を伸ばすって簡単じゃないな」と思っていたんですけど、「言葉を発さないノンバーバルのコンテンツだったら海外にもささるかな」、SNSっていい意味で国境がないから、1つの投稿が急に海外で見られたりするものかなと思ったので、YouTubeショートができたタイミングでYouTubeチャンネルを作りました。
最初は「フォロワー1万人いけばいいな」と思ってたら、まさかのインドでたくさん見られていて!インドではTikTokがないので、初めての層でした。フォロワー1000万人突破して、ダイヤモンドの盾をいただいた時は、直接インドに行ってその方々を見たわけではないので、本当に実感がなかったです(笑)
しゃべる動画も挑戦したことはあったんですけど、日本語なのでやっぱり見るのは日本の方でした。
でも、セリフを入れずにドラマを作ったら想像以上に反響が良かったです!それが主に韓国でささって、そこから、だんだんコメディーに寄せていきました。言葉がないと伝えたい部分が伝わりづらかったりするので、表情とか、身振り手振り、パントマイムのようなものを入れていくしかない。顔の表情も、普通の芝居だと伝わらない。だから、頻繁に眉毛を動かしたりとか、ディズニーのようなコミカルな表情を意識しました。表情筋の筋肉痛に悩まされましたね(笑)
──動画を拝見し、表情が豊かで言葉がなくても物語が伝わってきました!
僕はそういう表情の演技を学ぶ機会がなかったので、ディズニーのキャストさんから学んだり、海外で好評と聞いた、ミュージカル『CATS』を観て勉強しました。
◆日本2位の再生数…撮影者は母?
Q:動画をたくさん投稿するための工夫はありますか?
僕は毎日最低1本投稿することを決めています。制作に時間をかけすぎるとそれが乱れてしまうので、効率よくたくさん動画を撮る方法を考えました。多い時で1人4役を演じることがあります。王子様やプリンセス、悪者、動物とかです。例えば、動物で犬のシーンがあるとしたら、別の動画の犬のシーンだけを1週間分ぐらい全部撮ります。翌日は王子様のシーンだけ、次はプリンセスだけ。1本ずつ撮影するのではなく、シーンごとにまとめて撮影することで効率を上げられるので、クオリティーを下げずに毎日投稿できていると思います。
企画と編集は僕が行っているんですが、撮影は…家族に手伝ってもらっています。制作スタッフで撮るクリエイターも多いと思うんですけど、家族ならいつでも撮ってくれるので…ご飯を食べた後に「ちょっと1本撮影付き合ってくれない?」みたいなことができます(笑) いつでも撮影できるのはすごくありがたいです。初めて母に動画を撮ってもらった時、めちゃめちゃブレていて、「ズームして撮ってほしい」ってお願いしたらやり方がわからなくて…でも今となっては“レーザービームか”っていうぐらい俊敏なカメラワークです(笑)壁にちょっとリングライトが反射していると、母から「いや、ちょっと後ろ反射してるからダメ」って指示が入るんです。普段は天然な母ですが、いつも撮影に付き合ってくれてとても感謝しています。